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ニューヨークで初個展

日経ナショナルジオグラフィック グランプリ受賞の写真家、八木豪彦氏
ニューヨークで初個展

写真家  八木豪彦 ニューヨークで初個展
Diving into the Colors of Holi

ニューヨーク市マンハッタンの「フォトケア・ギャラリー」(9月22日(木)~28日(水)まで)で日本在住の写真家・八木豪彦氏の初個展のオープニングパーティが開かれた。八木さんは過去に「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2013」ピープル部門優秀賞、「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2015」グランプリを受賞した日本を拠点に活動するフリーランスの写真家。彼の代表プロジェクトである『Diving into the Colors of Holi』から、ラージスケールサイズ4点を含む27点が今回展示された。カラフルな衣装や色粉や色水などが鮮やかなアクセントとなって躍動感の中にも静寂、神聖さが宿った魅力的な写真が並んだ。

「高校受験に失敗して漠然とした毎日をやり過ごしていた時、初めてテレビで『Holy』観ました。とても鮮やかな世界にワクワクして憂鬱な日々の中に『Holy』の色は心に刻まれました。2013年に初めて訪れたインドは、想像を超える世界。彼らの写真を撮ることで生きる喜びを感じて嬉しくて涙を流しながら撮ったのを覚えています。写真がこんなにも素晴らしいこととは想像もしてませんでした。だからこそ、僕は写真を撮り続けていきたい」と、写真家としての目覚めを語った。

「ニューヨークでの初個展は今までとは全く違う感覚で本当に嬉しい。これからは日本の写真を撮って世界に届けていきたいと思っています。他の国も、色々とまだ知らない世界に行きたいですね」とこれからの新しいプロジェクトへの意気込みを語った。写真展では日経ナショナルジオグラフィック写真賞の創設者であるナショナルジオグラフィック・ジャパンの伊藤達生会長からもお祝いのスピーチが贈られた。

Diving into the Colors of Holi

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Vrindavan, India, 2014 / © Takehiko Yagi

 

Vrindavan, India, 2014 / © Takehiko Yagi

Vrindavan, India, 2014 / © Takehiko Yagi

 

Vrindavan, India, 2014 / © Takehiko Yagi

Vrindavan, India, 2014 / © Takehiko Yagi

 

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日経ナショナルジオグラフィック社の伊藤達生会長、八木豪彦さん、Fotocare ジェネラルマネージャーのジョン・コスシアさん、 オリビアさん(右から)

八木 豪彦氏 バイオグラフィ
1988年 福岡県生まれ。玉川大学農学部生物環境システム学科卒業。カナダ・バンクーバーアイランド大学短期留学。フリーランスの写真家として活動を開始。「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2013」ピープル部門優秀賞、2016年 「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2015」グランプリを受賞する。

Holi: Prayers to the Gods of INDIA
■9月22日(木)~28日(水)
■会場:Foto Care Gallery (43 West 22nd Street, New York, NY 10010)
■入場無料

http://yagitakehiko.com
www.fotocare.com