Home > Interview > 【にっぽんモノ語り。: Intervew】北海道のチョコレート工場から 米国に届けたい ROYCE’ Confect USA Managing Director   ケン・ロマニシュン氏 

【にっぽんモノ語り。: Intervew】北海道のチョコレート工場から 米国に届けたい ROYCE’ Confect USA Managing Director   ケン・ロマニシュン氏 

nippon-mono北海道のチョコレート工場から
米国に届けたい

ROYCE’ Confect USA
Managing Director  
ケン・ロマニシュン氏

北海道産のチョコレート「ROYCE’」がニューヨークに初進出したのが2 0 1 2 年。場所は、高級ブランドが並ぶミッドタウンのマディソンアベニュー。
日本の北海道で作られた『ハイクォリティ』のチョコレートは、2001年シンガポールを皮切りに海外展開を進め、世界の最高級なモノが集まるこのニューヨークについに進出した。4年が経ち、現在はその他、ニュージャージと5店舗目がつい先日ラスベガスにオープン。今後も、ボストン、シカゴなど都市部を中心にさらに店舗拡大を視野に入れている。
「チョコレートといったらベルギーなどヨーロッパのブランドが有名なので、アメリカ人にとって、メイドインジャパンのチョコレートと聞いても、イメージが結びつかない。でも、美味しさや価値の高いハイエンドな魅力は、一度、ROYCE’ のチョコレートを口にしたら、すぐに納得して頂いています」。

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ROYCE’ は1983年に北海道で創業。1999年に開設したふと美工場で製造されたチョコレートは、衛生管理、そして安心した製品づくりを心がけている。そのクォリティを保つために、商品は直接北海道から送り届けている。
「従業員のユニフォームからあらゆる設備までの衛生管理は素晴らしいです。まるでコンピューターのマイクロチップの製造工場に匹敵するほど。アメリカに住む方にROYCE’ の工場ツアーに招待して、どれだけの繊細な配慮や手間をかけて製品が作られるかをぜひ見て頂きたいくらいです」。
ROYCE’ のチョコレートの特徴は素材へのこだわり。世界中から厳選したカカオや洋酒、ナッツなどを各チョコレートの個性に応じて使い分けている。
主要商品の生チョコレートには、酪農で名高い北海道の生クリームをふんだんに使い、なめらかな口どけをかなえている。人気商品は、やはり今米国で話題の「MACCHA」味のすべての商品だという。米国では甘さを抑えられた抹茶味のチョコレートが、特に好まれている。
「アメリカ人は甘いチョコレートが好きというイメージがありますが、人によって甘くないチョコレートを好む人も多いんです。アメリカのあらゆる層の人に向けて、ROYCE’のチョコレートの素晴らしさを伝えていきたいです。」と語った。

 

 

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