竹中パートナーズ ユシロ化学工業がQualiChem社を買収
『グリーンフィールドリサーチ』が奏功

アジアNo.1 の金属加工油剤メーカー、ユシロ化学工業株式会社は、北米を中心に金属加工油剤及び水処理剤の製造販売を行っている「QualiChem社」 の発行済株式の100%を、米国現地法人ユシロ・マニュファクチャリング・アメリカ(「Yuma社」)を通じて買収した。

竹中パートナーズ(本社カリフォルニア州ロサンゼルス市、竹中征夫社長)は、同社のファイナンシャル・アドバイザーとして、「QualiChem社」買収におけるファイナンシャル・アドバイザーを務めた。

 

ユシロ化学工業はグローバル化の推進を中期経営計画の重要方針に掲げ、米国、中国及び東南アジア、インドに進出するなど事業拡大を図ってきた。「QualiChem社」は北米市場を事業基盤とした金属加工油剤メーカー。欧米系顧客を主体に、充実した代理店を通じ航空機、医療機器といった非自動車分野への事業展開で拡大を続けてきた。今後は「QualiChem社」の北米における販売チャネルを活用した同社製品の拡販をはじめ、原材料調達及び技術面でのシナジー、さらに将来的には、北米以外への事業拡大にもつなげたいとしている。

 

ファイナンシャル・アドバイザーを務めた竹中パートナーズの竹中征夫社長は、「本案件は、売り案件の中から買収先・アライアンス先を探すのではなく、企業戦略に合った買収先・アライアンス先をプロアクティブに発掘してターゲットを絞り込む竹中パートナー独自の『グリーンフィールドリサーチ』方式に沿って行い、成果を上げたもの」と強調した上で、調査に2-3ヶ月の時間を要するが、1、ショートリスト化し実際に企業訪問を行い、比較検討しながら最終ターゲット企業を探し出す。2、最終的に選択する企業は、地域、業容、規模、シナジーなど買収基準に合致する企業であること。 3、買収後の事業推進、事業拡大への目的達成比率が高いーーの3点から同リサーチの優位性を力説した。