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鎌倉シャツ ニューヨーク 常務取締役  貞末 奈名子 氏 

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オシャレ好きな人必見!
シャツに秘められた 男のロマン

鎌倉シャツ ニューヨーク
常務取締役  貞末 奈名子 氏

企業概況ニュース 2015年4月号掲載

 クライアントとの大事な商談がある日、出張で遠出をする日、あるいは女性とのデートを予定している日など、日頃からTPOに合った着こなしを考えたい。
特にシャツは選び方を気をつけたい大事なアイテムだ。ボタンダウンシャツは冠婚葬祭には不向き、クレリックシャツはキメ過ぎな印象に映ることがありニューヨーカーには不人気などなど、ビジネスマナーや文化の違いを知らないと恥をかくことがあるかもしれない。意外と奥が深いメンズシャツであるが、オシャレに敏感なビジネスマンニューヨーカーに支えられている「メイドインジャパン」のシャツが、口コミで人気だ。
日本では首都圏を中心に全国展開している鎌倉生まれのシャツメーカー「鎌倉シャツが、ニューヨークに出店し2年半が経過した。

「ニューヨークフィット」と「東京フィット」の2つの棚に分かれている

「ニューヨークフィット」と「東京フィット」の2つの棚に分かれている

オープン当初はニューヨーク在住の日本人客に支えられる店になると予想していたが、今ではお客の8割が欧米人という意外な結果になり嬉しい誤算だと語るのは、鎌倉シャツ生みの親である貞末良雄・タミ子夫妻を親に持つ奈名子さん。月に一度は日本からの出張ベースでニューヨーク店を訪れる。
店内は左右の棚で2種類のシャツタイプに分けている。アメリカ人仕様に作られた「ニューヨークフィット」と、日本で売られているシャツをそのまま持ってきた「東京フィット」。意外にも多くの欧米客が「東京フィット」のシャツを買い求めていく。鎌倉シャツはサイズ感がちょうどいいという評判が広がり、ブランドではなく物の良さそのものを求めて買いに来る。また徹底した日本流の接客サービスも当店人気の秘訣だ。客の手や目の動きでどんな商品を求めているかを察し思いやる、そんな空気を読むようなサービスは日本人の強みであり当店の強みでもある。

日米の嗜好の違いやシャツに対する思い入れの違いを、肌で感じることができるこのニューヨーク店での接客を楽しむ奈名子さん。
「日本では嫌厭されがちな派手な色やチェックなどの柄物シャツですが、こちらでは人気がありますね。シャツの試着が一般的なのも驚きました。こだわりや美意識の高いお客様が多いように感じます。ニットシャツをわざと小さめのサイズでピチピチに着るお客様もいて、日本では見られなかった独自の着こなしが生まれているのも面白いですね。メイドインジャパンに魅力や価値を見出してくれるお客様が非常に多く、ニューヨークに来て初めて日本という国の素晴らしさや誇らしさに気づきました」。

米国では無名であった鎌倉シャツが、ニューヨークで一流のビジネスマンたちに認められたことへの喜びと自信は、さらなる世界進出の可能性を広める。
ヨーロッパ進出を望む声がカスタマーから聞こえてくることもあるが、今掲げる一番の目標はニューヨーク2号店。ニューヨークという世界の一流が集まる場所で認められることは、日本にいる鎌倉シャツファンにとっても喜ばしいブランド力となる。

「最初はニューヨークにお店を出すことを父から聞かされた時、驚きと不安でいっぱいでしたが、今では、あらゆる人種が行き交うニューヨークにお店があることが世界への入り口に繋がるように感じます。ニューヨークという場所は、父の夢だったんだと思います。マンハッタンにお店を持つことは、男のある種のロマンなんですかね」。
男のロマンが息づいている鎌倉シャツ・ニューヨーク店。一度足を運んでみてはどうだろうか。

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