Home > エリア > SOUTH > Arizona > 2016年5月度 アトランタの不動産事情
さくら不動産 薄

■戸建ての取引件数 2016年5月度の戸建ての取引件数に関してはアトランタ近郊で6 4 9 8 件あり、2015年5月度の取引件数と比べると8 % 上昇しております(コンドミニアムおよびタウンハウスに関しては1312件と、2015年5月度より2%の上昇)。

■取引件数
(2016年1月から5月まで)
2016年1月から5 月までの取引件数は2 万5 9 0 3 件と、2015年1月から5月までの記録と比較すると9%の上昇がありました。(コンドミニアムおよびタウンハウスに関しては、2016年1月から5月までの取引件数は5693件と、2015年1月から5月までの記録と比較すると10%の上昇がありました)。

■売却価格
2 0 1 6 年5 月度の売却価格に関しても着実に上昇しており、戸建ての平均売却価格は28万万9632ドルと2 0 1 5 年度の27万8 9 7 6 ドルより1 万ドル以上の上昇がありました(コンドミニアムおよびタウンハウスに関しては22万4 0 0 0 ドルと、2015年度の22万261ドルと数千ドルの上昇)。

■平均売却価格(2016年1月から5月まで)
2 0 1 6 年1 月から5 月までの平均売却価格に関しては27万4 4 4 9 ドルと、2015年1月から5月までの平均売却価格の26万1035ドルと比較すると5%の上昇がありました(コンドミニアムおよびタウンハウスに関しては、21万9 2 2 7 ドルと2015年1月から5月までの平均売却価格の20万9586ドルと比べると同じく5%の上昇がありました)。

■戸建ての在庫件数
2016年5月度の戸建ての在庫件数に関しては2 0 2 1 8 件と、2015年5月度の20926件と比べると3%の減少がありました( コンドミニアムおよびタウンハウスに関しては、2016年5月度の在庫件数が2613件と、2015年5月度の2770件と比べると7%の減少がありました)。
今年度の賃貸市場に関しては、前年度と比べ売却市場以上に需要と供給のバランスが崩れており(需要が供給上回っている)、家賃の高騰化(エリアによっては前年度より1・1%から1・2 % の家賃上昇)、物件数の減少が続いており、賃貸物件を主に住居として検討している日系企業の駐在員の方々は、住宅探しの困難さに頭を抱えていらっしゃる方も多いかと思います。
在庫件数の上昇が伸び悩んでいるアトランタの不動産市場ではありますが、売却価格および取引クロージング件数は伸びており、米連邦制度準備理事会による年内利上げが見込まれない可能性が続けば、取引件数に比例して住宅融資への申込み件数も増える可能性があり、ここ数ヶ月は比較的安定した不動産市場が期待出来るのではないかと思われます。
賃貸市場に関しては在庫件数の減少状況が続いており、現地校の新学期が始まる8月以降は市場が冷え込む事が例年続いているため、年内に賃貸物件を住居として検討される方は、十分な準備期間と決断力が要求されてくるのではないかと思われます。
さくら不動産 薄

昨年度より需要と共有のバランスが合わないアトランタの不動産市場ですが(需要が供給を上回っている)、今春(3月から6月)に掛けての取引件数(クロージング済み)は伸び続けています。*以下FMLS社の5月度統計レポートの情報参照
ここ数ヶ月は比較的安定した不動産市場が期待2016年度5月の統計(前年比)2016

 

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