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実店舗展開がMUJIのカナメ~強気の多店舗展開を~ MUJI U.S.A社長 角田徹 氏インタビュー

2007年11月に米国進出10周年を迎えたMUJI USA。ムダをそぎ落としたデザインで、人々の生活に寄り添うような無印良品の商品は、日本人だけでなく海外の方でも、特にアジア人を中心に根強い人気を誇る。「お陰様で社員からの無印良品へのロイヤリティも高いです」と話すのは、自身も無印良品ブランドのファンとして同社に入社したというMUJI USA社長の角田氏。商品デザインや同社の社風に衝撃を受け、学生アルバイトとしてMUJI人生をスタートさせた。2010年には米国担当に抜擢され、一時日本に帰任した後、2017年にMUJI USAの社長に就任した。

83年に日本で一号店をオープンし、91年にはロンドンへ進出。同時期に香港へも進出した無印良品。「今思えば日本から程近い香港と香港人留学生の多いイギリスという選択は功奏したのではないでしょうか。中国人の多いエリアでもある米国1号店、So-Ho店のオープン初日の売上が記録的だったのも、中国での認知度の高さのお陰です」。進出当時一年で4店舗をオープンさせ、2008年のリーマンショック以降3年程は踏ん張り時であったが、その間撤退させた店舗はひとつも無かった。「弊社の方針として、開店させた店舗は閉店に追い込まれる前に改革・立て直しを図ります。日本国内含め、これまで閉店させた店舗は非常に稀です」。この方針で米国店舗の立て直しプロジェクトを敢行。その後2012年に西海岸進出を果たし、昨年米国15店舗目としてブルックリンのウィリアムズバーグ店を開店した。

日米での人気商品の違いはあるのだろうか。「実はベストセラーは殆ど世界共通なんです。良い商品は、世界共通で良いと評価頂いているのではないでしょうか」。これまで堅調な米国展開を続けているが、米国への輸入規制、各州における法律や税制の違いなど障壁は沢山ある。また物流などの観点から今は東海岸と西海岸の展開となっているが、今後は「今まで出店していない州も含め、2020年までに店舗を倍に、売上は3~4倍以上にしたいです。オンラインの時代ですが、実店舗展開を大切にすることが弊社の方針です。一店舗あたりの売上効率を上げる、強気の出店をしていきます」と、力強い展望を語ってくれた。

MUJI U.S.A http://www.muji.com/us/

企業概況ニュース 2月号掲載