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BARで飲まれるSHOCHUを目指してiichiko USA., Inc. 宮崎哲郎 氏

日本食レストランだけでなく、バーで飲まれるSHOCHUを目指して

iichiko USA., Inc.
北米ビジネス・デベロップメント・マネジャー
宮崎哲郎 氏

海外での焼酎の認知度は日本酒よりも格段に低い。「これまでは、日本食ブームに乗り日本酒が注目され、その後に日本と同じように自然に焼酎も飲まれるようになるのでは、という期待がありましたが、そもそも欧米では日本のように食事と一緒に蒸留酒を飲むという文化がありません。これでは自然に焼酎が注目されるのは難しいという現実に、各焼酎メーカーが気付き始めたのではないでしょうか」。こう語るのは、iichiko USA., Incの宮崎氏。韓国のソジュとも比較されがちだが、「韓国ソジュも我々のライバルではありません。上質なライフスタイルの中で飲まれる蒸留酒として、私たちが入り込むべきはスピリッツ市場。ライバルはウォッカ、ジン、ラム、テキーラなどの世界の蒸留酒です」。

バーで飲まれる蒸留酒としての焼酎のポテンシャルは高い。「アメリカ、特にカリフォルニアのベイエリアは今、クラフト・スピリッツ、クラフト・カクテルがブームで、小規模なスピリッツメーカーの銘柄を沢山見かけます。テストマーケティングに絶好の場所です」。こう聞くと、同社が米国拠点をサンフランシスコにしているのも頷ける。

アメリカで生産をしないのかと聞かれる事もあるが、日本で作られている事が、品質管理だけでなくブランディングにも繋がると宮崎氏は話す。「贅沢を楽しむ嗜好品として選ばれるには、産地や背景にあるブランドストーリーにも拘りたいです」。

バーへの販路拡大も然りだが、これまで注力してきた日本食レストランへのアプローチ、そしてアメリカでいいちこが手に入る地域の拡大にも勤しんでいる。「今はカリフォルニア、ハワイ、ニューヨークが主要地域ですが、今までいいちこが手に入りにくかった地域、テキサスなど全米に拡大していきたいです。既にハワイ限定商品のiichiko BLŪという商品がありますが、アメリカのBAR市場に適した商品も開発中です」。アメリカのBARシーンで当たり前のように、いいちこを始めとした日本の焼酎が提供される日も近い。

https://www.iichiko.co.jp/en/

企業概況ニュース 2月号掲載