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M&A成功のカギは、ターゲット企業探しから ―クロスボーダーM&Aの専門家―

 

クロスボーダーM&Aの専門家

トゥルーノース・キャピタル・パートナーズLLC
マネージング・ディレクター 都甲 剛志(とごう・つよし) 氏

M&Aアドバイザリー業務に加え、在米ローカル企業の資金調達やリストラ案件のサポートなどを行うブティック投資銀行、トゥルーノース・キャピタル・パートナーズ。クライアントに、中堅中小規模のM&Aや再編案件に関する、公平で卓越したアドバイスを提供するという明確な目的のもと2009年に立ち上げられた。

メンバーは、会計事務所、ウォールストリートの大手投資銀行やブティック投資銀行で経験を積んだM & A アドバイザリーの専門家たち全14人で、ここで日本企業に特化した北米クロスボーダーM&A案件をサポートするのが都甲さん。4年前に同社に加わり、今年1月からはパートナーとして会社経営にも携わっている。

父親の仕事の関係でロンドンで生まれ、モスクワ2年、ボストンとワシントンDCに3年と、幼少期から異文化に触れる機会に恵まれてきた。日本に戻り東京銀行に就職し、若手派遣プログラムでニューヨーク支店に異動となった際に、自らのこうした経験は、クロスボーダーM&Aに活かせるはずと、MBA取得後にニューヨークにある三菱UFJ証券のM&AグループでクロスボーダーM&Aの専門家として道を歩き始めた。

「アメリカで、優良なターゲット企業を発掘することはたやすくありません。しかし、そこをサポートする我々のようなプロが存在します。通常の投資銀行では、相手が見つかって買収交渉に入る段階で相談というケースがほとんどですが、我々の最大の強みは、こうしたM&Aの前段階から関わり、ターゲット企業を探してアプローチするところからサポートできるということです。案件が上がってくるのを待っていては、目的を達成することはできません。プロアクティブに複数のターゲット企業にアプローチし、良い関係を構築しながら、可能な限り相対交渉に持ち込み、買収を完遂させる。こうした我々のスタイルは、中堅中小規模のM&Aにはベストマッチだと考えています」。

www.truenorthcp.com