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書籍を越えた体験型の書店を展開

アメリカ紀伊國屋書店

米国総支配人 松岡 英司 氏
NY・NJエリアマネージャー 高野 耕太郎 氏

日本最大級の書店として日本での知名度はもちろん、在米日本人の間でも米国最大の日系書店として知られるアメリカ紀伊國屋書店。品揃えの豊富さや、日本の書店そのままを持ってきたような店内が利用者に親しまれている。また、書籍のみならず日本のコンテンツ全般の堅実な販路をもつリテーラーとして、コンテンツホルダーからも信頼され、期待を寄せられている。

「店内でのイベント開催や、コミック、アニメ系コンベンションへの出展など、体験型の催しを積極的に展開しています」と、NY本店店長の高野氏。同社はスタジオジブリのオフィシャルグッズの米国での販売権を持っており、2月から3月に掛けての3週間、サンフランシスコでスタジオジブリのポップアップショップを開催した。「大手米系リテールと弊社とのジョイントベンチャーで、今年はトトロ30周年ということもあり実現しました。オープニングは大盛況となったようです」。今回のポップアップショップ以外にも、日本のアニメの関連企業とのコラボグッズの販売を行うなど、同社独自のコラボレーションで同社の価値と存在感を高めている。

この程、米国総支配人として着任した松岡氏は、2006年から5年間、サンフランシスコ拠点で法人向けホールセールを担当し、日本の大手新聞社の法人向け電子版の米国での販路を開拓した経歴をもつ。「“書店は知のテーマパーク”とは弊社会長の高井の言葉です。アメリカでも、来店した人たちが何かを得られる場所づくりを心掛けています」。最近では、テキサス州3店舗目となるオースティン店が2018年春にオープンする。昨年は紀伊國屋書店創業90周年の年であった。そして来年は米国第1号店をサンフランシスコにオープンして50年を迎える。「日本人のお客様、ローカルのお客様の両方に楽しんで頂きたいです。今後は益々、日本との連携も強化していきたいですね」。