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《FuncPhysio》

FuncPhysio
理学療法士 高田 洋平 氏
DPT, CFMT, OCS, SCS, CAOPT, CSCS, ART

口コミで人気を広げている理学療法専門クリニックがある。マンハッタンのオフィス街という場所柄、肩こりや頭痛・腰痛・膝痛、四十肩、週末ゴルフやランニングで痛めた体の悩みが多いが、他にも楽器演奏者やコーラス、ダンサーなどのパフォーミングアーツに関わる人からの相談も増えている。

高校時代から本格的なレベルで野球やゴルフをやってきた高田さんも、スポーツ選手につきものの怪我に悩まされた。事故の怪我と異なり、同じ動作の反復で発生するものは、根本的な理由を一つずつ紐解かない限り、また同じ怪我に見舞われる。接骨院や柔道整復師、カイロと色々試したが、当時の日本では根本的な原因が分からないままに痛み止めやマッサージが繰り返されるだけだった。調べていくうちに、フィジカルセラピーという可能性を見つけ、理学療法先進国アメリカへと向かった。

アメリカ最古のフィジカルセラピープログラムがあるコロンビア大学で学び、卒業後は様々な治療に触れられる病院勤務を希望した。貪欲に知識と経験を積み重ねていったが、どのクリニックも、1時間に3、4人の患者を診察しなければ利益が上がらず、セラピストの多くが患者に十分な時間をかけることを諦めていた。「1人の患者に向き合う時間を増やせば、その分治りも早くなる」と、1人に対し60分の診察時間を取るクリニック設立を決めた。

ファンクフィジオには、Functional Manual Therapy (FMT)と言う治療概念がある。これは手技療法を基とする理学療法で、痛みの原因となる運動・機能障害を手技療法で段階的に改善させていく。全米で20万人以上いる理学療法士のうち、このFMT公認資格であるCFMTを持つセラピストは高田さんを含む300人未満しか存在せず、他OCS、SCSなど7資格を同時に保有するトップセラピストとなるとその数はぐっと減る。「セラピストは学校を卒業すれば資格を貰えます。でも、それだけではセラピストの成長はありません。その後にどんなトレーニングを受け、研修を積むか。ファンク・フィジオでは、全員が自発的に研修を受け、レジデンシー研修を行うなど、常に知識や経験に磨きをかけています」。

クリニック名は、ファンクショナルとフィジオセラピーを掛け合わせ、怪我の治療をして、その後も機能的に動ける体を作ろうという意思が込められている。「スポーツでも楽器演奏でも、オフィスワークでも、もちろん子育てでも、体の痛みに耐えながら続けるのは楽しくありません。原因を突き止めて、しっかりと治療に専念できる環境を整える ─── それがファンク・フィジオの使命と感じています」。

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