Home > Featured > 製造現場のIoT管理で、『儲かる工場』になる
ビジネス・エンジニアリング・アメリカ(BENG)
社長 館岡 浩志さん           www.bengmcframe.com

『より効率的で生産性の高い製造現場を実現したい』───ものづくりの現場に携わる人や経営者であれば誰もが考えること。こうした環境を成し遂げるため、考えるべきいくつかの方法がある。


工場にどれだけの設備投資をしても、それらをフル稼働させることができなければ、その投資は成功とは呼べない。機械の稼働率を把握し『見える化』することが、とても重要なポイントとなる。稼働していない状況があれば改善し、最も生産性の高い状態に保つ。PLCと呼ばれる設備付属の小さなパソコンからネットワークに繋ぎ、データを取る方法が一般的だったこれまでと比べ、BENGの設備稼働管理システムでは、設備機械の稼働状況をウォッチする信号灯にIoTデバイスを付け、配線工事などにかかる時間やコストを大幅に削減する。毎日の保守点検機能も備わっており、『いつ誰が点検を行ったか』『不調時にどのような修理・対処がされたのか』といった記録のもと機械単位での維持・修理費が一括管理できるため、経営判断が難しい買い替え時期も正しく実行できる。

手書き帳票のタブレット化も、製造現場の生産性を飛躍的にアップさせる。毎日の製造日報や設備点検表、品質管理チェックなどを手書きで進めている現場は少なくない。しかし、手書き帳票は、数字の読み間違えや記入漏れ、ファイル紛失といったトラブルにも繋がる。また、エクセルなどに転記し、グラフ集計されることで初めて分析資料など活きたデータとなる手書き帳票は、入力の2度手間なども考慮すると、タブレットへの直接入力で解決できる課題も多い。日本では『i-Reporter』という名称で販売され、特に、品質検査の電子化によりトレーサビリティ向上が叫ばれる自動車業界において必要不可欠なツールとなっている。

難しいと考えられがちな、タブレットの入力画面設定も非常に簡素化されており、現時点で手書き帳票を作るために利用するエクセルを、そのままアップロードして使用することができる。この『ノンプログラミング』という要素が高く評価され、日本市場では約1,800社以上が利用するトップシェア製品となっている。「業務変更や、修正箇所、新項目追加にも柔軟に対応、誰でも簡単にタブレット化できるのがポイントです。日本で多くのビッグユーザーの方々が使用し育てて頂いたので、新規利用の方々が必要とする機能は、すでにほとんどのものが網羅されています」と館岡さんは言う。

もう一つ、製造現場の生産性を上げる最適ツールが『VR教育システム』。最近の研究では、通常ビデオで行われるような『知識を得るための見る・聞く教育』よりも、VR体験などによる『体験を通して身につける教育』の方が、学習効果が高いという結果が出されている。担当者自身が360度カメラで撮影した映像に、コメントや注釈をつけるだけで、テスト機能付きの優れた教材が簡単に作成できる。また、人の視線をトラッキングできる視線機能も備わっているため、工場での安全教育などにもとても相性の良いツールとなっている。


日本で高いシェアを持つ生産・原価管理システムやERPシステム、BIツールなど、今年になり北米市場で取り扱える商材が増えているBENG。これまでの設備稼働管理システムも、より一層魅力的なソリューションとして提案できるようになった。製造コストを下げ、最適な状態を維持し、利益を生んでいく───こうした『儲かる工場になる』ためのサポートを、アメリカ全土のみならず、メキシコ、カナダの製造現場で増やしていく。これがBENGの追い求める『これからの時代のものづくり』なのだ。

 

《企業概況ニュース》2020年 4月号掲載

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