COVID-19の影響で料理のピックアップやデリバリー対応を急いで導入したレストランも多いのではないでしょうか。また、今後どのようにカスタマーベースを広げていくのかも課題になりそうです。
そこで、第三者機関であるオンライン・フードサービス業が提供する、レストラン業界を応援するプログラムをご紹介します。
1フード・デリバリーサービス
業界のマーケットリーダー
DoorDashが提供するCOVID-19 Merchant Financial Assistance
・50% Commission Reduction コミッションを50%オフに
4月13日から5月一杯、5店舗以下のローカルレストランパートナーはDoorDash手数料が50%オフになります。
https://blog.doordash.com/around-the-table-our-commitment-to-local-restaurants-483c6e4352de
・pay zero commissions for 30 days 30日間コミッション$0
3月17日から米国内の個人経営レストランは30日間のフリートライアルを受け付けています。
・no commission fees on pickup ピックアップはコミッション$0
既存の全パートナーレストランが対象で、下記のページから申請が必要です。
https://help.doordash.com/merchants/s/article/What-is-DoorDash-Pickup?language=en_US
2オンライン・フードオーダープラットフォーム
デリバリーサービスとは違うChowNow
同社はレストランに代わってオンラインで注文を受け付けることをコアサービスとしています。
料金は一店舗ごとの定額制で、月契約で$149/月(初期費用が+$399)、1年契約で$119/月(初期費用が+$199)、
2年契約で$99/月(初期費用が+$199)。
創業時から仕事もプライベートもオンラインで過ごすことが多くなった消費者とローカルレストランを繋ぐことをミッションとしており、今後益々注目されそうなサービスです。2019年7月にGoogleとパートナーシップを結び、Food Ordering with Google, Powered by ChowNowを開始しています。
同社のデリバリーはアドオンサービスで、料金は最初の1マイルが$6.75、以降1マイルごとに$1加算されます。
フードデリバリーサービス業者は手数料が高いというレストランの声が多く、注文の合計料金からコミッション制で料金を徴収する主なフードデリバリー企業と違いデリバリー料金として明確なので、レストラン経営者の方にとって導入しやすそうです。
レストラン経営者の皆さんはどんなオンラインサービスを使っていらっしゃるのでしょうか。また、レストラン利用者の方はどんなサービスを利用されたことがありますか。本トピックの詳細は今月末発行の「企業概況ニュース」5月号に掲載予定です。
<UJP編集部>
記事は2020年4月14日現在の情報です。詳細は各サービス業者にお問い合わせください。