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マスクの生産を開始(ウィスコンシン)

アイリスUSAが米国で
マスクの生産を開始(ウィスコンシン)

アイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長 大山 晃弘)は、世界的な新型コロナウイルスの感染症問題の長期化に伴いマスクの入手が困難な状況が続いていることから、大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産をおこなうことを決定した。

宮城県角田工場での生産開始は2020年6月を目処としており、生産能力は30日の稼働でひと月6000万枚と発表した。これにより、日本への供給能力を約8 割引き上げ可能になり、今後も日本国内におけるマスクの安定的な供給に貢献できるよう、行政や業界団体と連携を図りながら、必要な支援を行うとしている。

また、同社の米国子会社のIRIS USA, Inc.(本社:アリゾナ州)でもウィスコンシン州の工場で2020年9月を目処にマスクの生産を開始すると発表。一ヶ月あたりの生産能力は7000万枚となる見込み。米国内に向けて安定的なマスクの供給をし、新型コロナウイルスやその他の感染症対策に貢献したいとしている。