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Shopifyエキスパートとして 英語圏で通用するグローバルサービスを

【DIGITAL MARKETING特集】
Shopifyエキスパートとして 英語圏で通用するグローバルサービスを

GO RIDE Republic, Inc.               https://www.goriderep.com
CEO 平島 東洋   氏 

 手軽にECサイトを始められると人気のショッピファイ(shopify)。2004年にカナダで創業され、ECの拡大とともに巨大エコシステムが形成されてきた。GO RIDEはこのshopifyエキスパートとして、ECを利用したデジタル・マーケティングで日系企業の北米展開を力強くサポートしている。

 コロナの蔓延を機に、shopifyや越境ECに関する問い合わせが激増している。しかし、国土の広さや送料、国独自の税務・法務など越えるべき障壁は高い。さらに、ゼロからブランドプレゼンスを構築することは容易ではなく、こうしたコストまでを含めた事業計画を作れるかどうかが鍵となる。「日本でブランド認知度のある企業が、国内に1店舗追加するのとは訳が違います。新しく創業するのと同等の苦労があることを認識して欲しい。商品の魅力をアメリカの消費者にどう伝えていくか───顧客とGO RIDEが一つのチームになって立ち向かっていくことが何より大切なのです」と平島さんは言う。

日本ドに現地の肌感覚を共有する

 同社の強みとしてもう一つ挙げられるのが、LAと横浜に拠点があること。米国拠点は持たずに米国展開をしたい日本企業はもちろん、米国現地法人があってもECに関しては日本側がハンドルするという案件でも、時差なくプロジェクトを進めることができる。他にも、商品配送や支払い、撮影モデルの手配やインフルエンサーの交渉においても、日米両方でコミュニケーションできるメリットは大きい。また、バーチャルでは難しい商品に直接触れる機会を創るためのポップアップ設置やサンプリングも代行してくれ、日本サイドでは理解しづらい現地の肌感覚をプロの視点で分析して共有する大きな役割も担っている。

 平島さんを語る上で、起業直前に出かけた「13ヶ月世界一周サーフトリップ」のエピソードは欠かせない。平島さんがメキシコをレンタカーで縦断した時、地元サーファーを相乗りさせる機会があった。「相乗りサービス」のビジネスモデルは、ここにヒントを得た。帰国後すぐに独学でプログラミングを学び「相乗りアプリ:GO RIDE」を立ち上げた。結果として、軌道に乗せることができずにサービスはクローズさせることになったが、その失敗からの学びは大きい。「フェスやイベントといった非日常であればまだしも、日常では相乗りに対する高い心理的ハードルがあることに気づけませんでした。しかし、何より僕自身がそれを日本でやり切る覚悟がなかった───これが1番の敗因だったと思います。この体験から気持ちを切り替え、グローバルを視野に入れたデジタルクリエイティブハウスとして再出発できたのです」。

 この言葉の通り、『EC領域で、英語圏の人たちに日常的に使ってもらえるグローバルサービスや商品を作ること』───これが平島さんの掲げる大きな目標となっている。「アメリカでの成功は、すなわち他の英語圏でのビジネスチャンスに繋がります。クライアントの皆様と、こうしたグローバルで通用するサービスを作り上げたい。この挑戦が、何よりもエキサイティングだと感じています」。

 「今回のコロナもそうですが、人生には何があるか分かりません。1日1日を大切に、やりたいことをやって生きていきたい」。週末には海でサーフィンを楽しみ、平日は仕事に没頭する毎日。現在は、近日中にローンチを予定している自社D2Cサイトを、いかに軌道に乗せていくか日々構想を練っている。

《企業概況ニュース》2020年 9月号掲載

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