Home > Featured > 〝音〟から始まる指導で 現地校レベルの英語力到達を目指す
KiddiesRock                    http://www.kiddiesrock.com/
代表 小島 由美香   氏 

 英語のネイティブであれば、幼少期から当たり前のように読んできた絵本、耳にしてきた歌、慣れ親しんだダンスがある。こうした文化的背景も踏まえ楽しく効果的に英語を学んで欲しい───そんな想いが、キディズロックの理念を形作る。

 留学や移住をきっかけに、日本の英語教育への疑問が大きくなっていた小島さんは、アメリカで産まれ育った自身の娘が幼稚園や小学校で英語を習得する過程を見るうちに、あることに気づいた。英語の綴りと音の関係性から発音を知る「フォニックス」、子供向けの絵本や歌の歌詞などで広く使われている「ライミング(韻)」、見たら即反応できることが求められる超頻出単語の「サイトワーズ」など、日本の英語教育にはない〝音〟にまつわるテクニックやそれを繰り返し教え込む方法が確立されていると知り、目から鱗が落ちた。

 これらの教育法を日本に広められないかと考えてキディズロックを立ち上げたが、それを必要とする人たちはもっと身近にいると気づいた。

 「駐在員のお子さんはある日突然、外国語・異文化の中に身を置くことを余儀なくされ、学校ではその学年相当の英語レベルを要求されるのです。英語の基礎や文化的背景がすっぽり抜け落ちている状態で授業についていかなくてはならない苦労は並大抵ではないでしょう。英語圏に住めば自然にバイリンガルになれるという神話はウソ。そのギャップを身をもって理解している自分だからできる指導で、彼らが自信をつけるきっかけになれば」と小島さんは言う。

 子供を意味する「Kiddie」と、スゴいという意味にも使われる「Rock」を組み合わせてキディズロック。初めは英語に自信がなく不安な様子を見せる子供たちも、楽しみながら学べる教材やツボを押さえた指導で、驚くほどのスピードで英語を身に付ける。「吸収力の優れたお子さんの脳の引き出しにたくさんの素材(単語、発音、文法、アメリカの文化や歴史など)を与えてあげながら、それを感覚的に理解し、使える(聞く、話す、読む、書く)ようにしてあげることが私の役目だと考えています」と小島さんはにっこりと笑った。

《企業概況ニュース》2020年 10月号掲載

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