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《Cambridge Technology Partners》実行可能なカスタムフィットのソリューションで変革を

Cambridge Technology Partners               https://www.ctp.co.jp/
Director 加藤 良太 氏        Director ブライアン・フランク 氏

 東京に本社を置くコンサルティングファーム、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは、2019年11月にカリフォルニア州・トーランスに米国法人を設立した。北米チームを率いるのは、経営管理や戦略策定などビジネスサイドを主に担う加藤さんと、ITやプロジェクトマネジメントが強みのブライアンさん。もともとアメリカ・マサチューセッツ州で生まれ、日本へ渡り、紆余曲折を経て原点回帰したケンブリッジを、再びアメリカをはじめ世界で活躍するグローバルファームへ発展させたいという強い志をもつ。


 同社はIT戦略、業務アセスメント、プロジェクトマネジメントを中心にファシリテーション型のコンサルティングサービスを提供する。ファシリテーション型コンサルティングの特徴は、クライアントが抱える絡み合った課題を共に整理し、真因を探り当てるところからスタートし、どうすれば会社がより良くなるのか、その答えを〝教える〟のではなく、クライアントが〝自ら考えて導き出す〟ための手助けをすること。

 「ソリューションありきのコンサルティングは、絵に描いた餅になりがちです。我々はカスタムフィットのソリューションをお客様自身から引き出します。やり遂げたいという気持ちとやれるという自信がないと変革は実現できません」と加藤さんは話す。また、ブライアンさんも「ベストなソリューションであっても実行されなければ意味がありません。自ら考えたソリューションはたとえ80%だとしても実行します。実行しないベストプランより、実行する80%のプランのほうがいいのです」と力を込める。

 スタッフは全員、日本語と英語を同じレベルで使いこなすバイリンガルで、駐在員に加え、日本語が話せない現地スタッフも巻き込んで変革プロジェクトを進める。また、稟議プロセスなど日本特有のビジネスプラクティスやワーキングカルチャーの違いなど言語以外での障壁となる要因を理解しているからこそ、双方の橋渡し役として機能する。

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 日本では2020年「働きがいのある会社」3位(中規模部門)に選出され、5年連続トップテンに入るケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ。オープンなコミュニケーション、互いに協力しあい、楽しんで仕事をするという環境で、人が育ち組織が育つ。自らのチームメンバーに自信を持つ彼らは、決して容易ではない変革プロジェクトにおいて、いっしょにゴールまで走り抜いてくれる心強いパートナーとなりそうだ。

 

《企業概況ニュース》2020年 11月号掲載