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ローカルのニーズをしっかりと掴むことから
「THINK LOCAL, ACT GLOBAL」

《SYSCOM GLOBAL SOLUTIONS INC》
ローカルのニーズをしっかりと掴むことから
「THINK LOCAL, ACT GLOBAL」

創立30周年を経てグローバル拡大路線へ

 

USからグローバルへ

 1990年の創業以来、顧客の視点に立ったニュートラルなテクノロジー会社として日系企業にITサポートを提供してきたシスコムUSAが、社名を変更して次のステージへと挑む。新社名は「シスコム・グローバル・ソリューションズ(以下シスコム)」。その名が示す通り、今後はアメリカ国内にとどまらず、グローバル視点でビジネスに取り組んでいくという強い意志が込められる。

 現在、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンノゼの北米3拠点に加え、東京を含めた全4拠点から、企業の経理や在庫、人事を一括管理できる統合ERPシステムの導入・保守、ITセキュリティ24時間体制監視、DX推進、クラウド移行と運用、IT機器(ネットワーク、サーバ等)の設計と導入、ヘルプデスク、保守・運用サービスなど、ITサービス全般を手掛けている。現在では、気づけば南米8カ国の他、ASEAN7カ国、EU諸国での案件も次々と動き出している。

 これまでの北米での実績を通じ、アメリカと日本が絡む案件に対しては絶大なる信頼が寄せられるシスコム。南米の案件はアメリカ現地法人がコントロールし、ASEANについては日本側がコントロールすることが一般的な昨今、アメリカや日本の中核拠点においてERPやDX導入を行うと、その先に紐付く国々での展開時には、そのシステムを現地規模に合わせて縮小し導入することになる。この流れに乗り拡大路線へと繋げていく───これが、シスコム・グローバル・ソリューションズのベース戦略になると佐藤さんは言う。

シスコムの持つ、3つの強み

① 素早い提案力

 シスコムが選ばれる3つの理由がある。1つ目は、シスコムの持つ提案力。日系製造メーカーは使用パーツや部品数が多く、求められる仕様は他国メーカーと比べても圧倒的に細かい。また、製造後の在庫、出荷、出荷トレース、納品の全フェーズにおいて原価管理が追求され、この対応には繊細なカスタマイズが必要でありコストもかかる。もちろん、世界トップ10規模のグローバル企業であればコスト面での心配はないが、決して全ての企業にフィットするものではない。こうした領域にしっかりとフィットする提案ができるのがシスコムなのだ。社員数約150名と小ぶりながらも、魅力ある提案のできる同社は市場からの評価も高く、大手ITベンダーでは手を出しにくい5〜10ミリオン規模の案件にも競争力ある価格で、素早い提案をする。

② 幅広く対応するITゼネラリスト

 2つ目は、IT全般に対応できる体制があること。シスコムでは、受注案件は全て社内で対応できるよう心がける。もちろんアウトソースするケースもあるが、自前にこだわる。ネットワークもクラウドも、セキュリティも、DX絡みのERPも、全てをシスコム一社で対応する。大抵のITベンダーは、これらのうち一つか二つを専門的に請負い、その前後についてはパートナーに任せる。クラウド領域は強いが、ネットワークやセキュリティは詳しくない。顧客のシステムについてはノータッチということもある。しかし、シスコムは幅広く対応できるITゼネラリストとして長年やってきた。こうした背景を持つプロIT集団だからこそ描ける提案がある。プロジェクト全体を俯瞰し練られた提案───こうしたものが、今求められている。

③ 経験豊富なIT人材

 最後の強みは、上記2つを可能にする経験豊富で優秀なIT人材。もちろん人材育成にも力を入れる。時間やコストが掛かろうともOJTで人を育て、資格取得をサポートし、その時代のニーズに合った人材を育てる。昨年、創立30周年を迎えた際に、佐藤さんはある気づきを得た。「戦略、金、人の中で何が一番大切なのは何か。お金はもちろん必要ですが、みなを奮い立たせる戦略と、優秀な人材がいなければ始まらない。社員に希望を持たせ、感動を与える戦略作り、そして人。私の座右の名に『艱難汝を玉にす』という言葉がありますが、目標は簡単ではいけない。自ら難しい課題を掲げ、皆を引っ張りながら社員と共に自らも成長させる。それが強い組織を作り、成功するための一番のプロセスだと感じます」。

Think Local, Act Global

 コロナ禍という状況で工場やオフィスでのオペレーションが縮小し、現場作業や出張機会の減少とともに売り上げも落ち込んだ。DXというキーワードが急速に脚光を浴びるも、システムのアップグレードやDX対策はペンディングとなり、2021年前半も厳しい状況は続くと佐藤さんは見る。しかし、この機会を活かして社員皆で考えられる強い組織を作りたい。与えられた範囲でうまくやるのではない。率先して考え、結果としてグローバルに通用する提案ができる。その一環として、日系企業だけではなく非日系案件にも積極的にアプローチしていく。新部門を立ち上げて、特にマンハッタンを中心により素早い提案と対応を心がけて攻めていく。新しい組織のスローガンは「Think Local, Act Global (現地の会社を大切にし、そのグローバル展開をサポートしていく)」。「ローカルのお客様のニーズをしっかりと読み取り、寄り添いながら一緒に考える。我々のサービスに満足してくださったお客様が、その先の南米や日本、ASEANや欧州諸国での導入を検討する際に声をかけてくれる───こうした潮流をしっかりと作っていきたい。ここが、私たちの新たなスタートとなります。これまでのお客様の視点に立ったニュートラルなテクノロジー会社というスタンスはもちろん、さらに一歩進んだ立ち位置でやって行きたい。新しいシスコムに是非ご期待ください」。

www.syscomgs.com

《企業概況ニュース》2021年 02月号掲載

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