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ミレニアル世代に合わせた最先端のデザインオフィスと休暇制度

グラントソントン会計事務所シカゴHQ
ミレニアル世代に合わせた最先端のデザインオフィスと休暇制度

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ミレニアル世代に合わせた最先端のデザインオフィスと休暇制度

世界133ヵ国にネットワークをもつ、大手国際会計事務所のグラントソントンLLPが2015年10月付けで、新オフィスへ移転し、12月にオープンハウスを実施。同事務所の日系企業グループは、日本商工会議所、領事館、日系企業のクライアントを招待し、新しいオフィスをお披露目した。

新オフィスは政府機関のビルが建ち並ぶダウンタウンの中心に位置しており、従来の会計事務所のトラディショナルなイメージを一新する最先端デザインオフィスで再スタートを切った。オフィスの内観は、暖炉やラウンジがあり、まるでカフェで仕事をしているような開放的なデザインとなっている。

同社で働く従業員全米7,000人の内、2000年以降に雇用された「ミレニアル世代」の人たちが大部分であるという。彼らの幸福度を高める、またやりがいを感じる職場環境を作りたいという思いから、こうした時代の先端を行くデザインとなった。

昨年に91周年を迎えた同社は、11月から全米の社員を対象に有給休暇日数の制限を撤廃した。新しい世代や時代に合わせた仕事のスタイルに対応するといった柔軟な姿勢を反映した企業戦略として話題になった。

日系企業グループ統括リーダーの渡辺さんは「将来の有望なリーダーの育成、そしてクライアント、従業員と雇用者間の相互リスペクトを可能にする「人」と「カルチャー」にフォーカスを置いています。従業員全員が自由と責任を理解し、その上で仕事とパーソナルな時間をバランスして管理する。これも事務所内での「カルチャー」が生み出した新ルールです。」と企業理念を語った。

流動性の高い業界、またミレニアル世代の従業員が多くを占める日系企業にとっても、大いに参考になるモデルケースとして、今後も注目していきたい。

新オフィスのエントランス

新オフィスのエントランス

新住所:
Grant Thornton Tower
171 N. Clark Street, Suite 200
Chicago, IL 60601
TEL: 312-856-0200( 電話番号は変更なし)

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