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プラスチック開発のフクビ
《FUKUVI USA, INC.》

顧客の課題解決に寄り添う
プラスチック開発のフクビ
《FUKUVI USA, INC.》

 

 

 

顧客の課題解決に寄り添うプラスチック開発のフクビ
建設業界の縁の下の力持ち

FUKUVI USA, INC.
President & COO  増永 明正 さん

https://www-fukuvi-usa.com

 

 優れた樹脂加工技術で多種多様なプラスチック製品を開発するフクビUSAは、コロナウィルスによる未曾有の大混乱を乗り越え、今年25周年を迎えた。進出時の日系向けテレビ部材事業から転換し、商業施設の断熱抑え材や外壁意匠部材などの建築資材を揃える自社ブランド「Victory Bear」、住宅用の窓枠部材のOEM事業、その他多岐に渡るOEMの3本柱で展開する。

 パンデミックは同社にとって悪影響ばかりではなく、ECの活況による大型物流倉庫の建設増と住宅の新築・リフォーム需要の高まりで、建設部材も窓枠部材も堅調に伸びている。OEM事業では顧客の課題に対して同社の技術と経験を活かしたソリューション提案型OEMを行ってきたが、コロナ以降、自社ブランドでも提案型ビジネスへと切り替えた。「素材、品質、設計、コスト、納期などお客様の抱える課題に寄り添い、エンジニアと営業が連携して解決策を提案するように心がけています。お客様のニーズに応えるため、時に仲間のはずの営業さえエンジニアに徹底的に要求をぶつけ、私たちエンジニアにとってその打合せは大きなプレッシャーとなっています。でもそうした姿勢がお客様の信頼を掴み、米国顧客の拡大に繋がっています」。

 同社の提供するユニークな製品のひとつに、米軍基地の施設内への採用が決まっている、光と音の演出によりゲーム感覚で楽しめる新世代のハイパーボーリングのパーツがある。また、波を感知して警報が鳴る自宅プール用の安全装置のパーツは、巣篭もり需要の中でコロナ前の4倍以上の受注があるという。こうした窓枠部材以外のOEMビジネスもさらなる強化を図る。

 木材価格が高騰するとプラスチック製品が伸びるという相関性があり、昨今のウッドショックも同社には追い風となっている。しかし、受注が増加する一方で、生産ラインのワーカー不足が深刻化しており、人材の継続確保に向けた従業員にとって魅力的な社内環境・体制の整備と、ラインの自動化による安定生産が喫緊の課題だと増永さんは話す。建築業界の縁の下の力持ちとして、幅広い分野で顧客の課題解決に寄り添う同社の挑戦に注目したい。

《建設業界特集》
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▶︎オープンイノベーションで建設現場のDXを推進《TAK-GRIT, INC.》
▶︎顧客の課題解決に寄り添うプラスチック開発のフクビ《FUKUVI USA, INC.》

《企業概況ニュース9月号 vol.272掲載》

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