Home > Featured > JTB USAが提案する、 新しい〝展示会のスタイル〟
《JTB USA》

JTB USA, Inc.
https://www.jtbusa.com

グローバル・ビジネス・ソリューションズ・ユニット
Head of Meetings & Events
滝沢 好直 さん

グローバル・ビジネス・ソリューションズ・ユニット
Director of Sales
トラバース・スチュワート さん

 個人旅行の手配をはじめ、日系企業の出張手配や出張経費削減サポート、ビジネストラベルマネジメント(BTM)やMICE(Meeting, Incentive, Convention, Event)と、JTB USAの存在は、在米日系企業のビジネスシーンになくてはならないものとなっている。しかし、新型コロナウイルスの影響を強く受け、ビジネスモデルの見直しや方針転換が求められる中、同社が新事業として打ち出す〝展示会のブース施工業務〟に今、熱い視線が注がれている。

展示会の参加も〝ワンストップ〟の時代

 昨年11月10日・11日、ニューヨークのジャビッツセンターにおいて「サプライヤーズデー2021」が開催された。化粧品原料メーカーや商社約380社がブースを出展し、その会場の一角に軒を連ねた池田物産の展示ブースが、JTB USAの新たな挑戦となる、施工業務の記念すべき第一例となった。

 これまでも、MICEと称したミーティングやイベントの企画立案・実施や、関連旅券・ホテルの手配業務などを手掛けてきたが、ここに展示会ブースの設計・施工を加えることで、すべてを一気通貫に請け負う「展示会業務のワンストップサービス体制」を確立していく。ブース施工のみ請け負う会社、展示会サポートの提供をする旅行会社は多い。しかし、外部業者に頼ることなく、全ての業務を自社内で対応できる所は多くない。連絡系統をシンプルに、かつ細かな内容までしっかりと反映できるため、これまで展示会に参加する際にかけてきた時間や手間、煩わしさを解消できると、同事業責任者の滝沢さんはそのメリットを説く。

 「航空券にホテルの手配、トランスポーテーションにロジスティクス、VIPサポートはもちろん、大切な招待客がいらっしゃれば、お泊まりのホテルの部屋をお花で彩ったり、プレゼントで演出することも対応可能です。こうした旅行に関わる手配は得意とするところですが、そこにブース施工をプラスすることで、お客様にご提案できるソリューションの幅が一気に広がり、すべてを〝一つのお盆の上に乗せて〟ご提供できるのです」。

ジャパンクオリティ+JTBクオリティ

 これも、JTBグループが蓄積してきたノウハウやネットワークが可能とさせることだが、何よりも欠かせないのが、約20年にわたり業界の最前線を歩んできた展示ブース施工のスペシャリスト、トラバースさんの存在だ。〝来場者の対応を少人数で行いたい〟〝レセプションをデジタル化したい〟〝商品をできるだけ美しく目立たせたい〟───こうした顧客が頭の中で描くイメージを、プロフェッショナルな観点で理想の空間へと変えていく。

 アメリカの会社に施工を任せてみたところ、その杜撰で荒い仕上がりにがっかりしたという声をよく聞くが、細かいところは気にせずに、大まかな部分が合格点であれば良いというのがアメリカ的考え方だとトラバースさんは笑う。しかし、多くの日系企業が求めるものは〝おもてなし〟や〝ジャパンクオリティ〟。こうしたギャップを知った上で、ジャパン・クオリティを提供するには、やはり日本的な〝ジャパニーズ・ホスピタリティ〟を理解した仕事の進め方が不可欠となる。そこに、顧客の声にしっかりと耳を傾け柔軟に対応する〝JTBクオリティ〟を上乗せすることで、このエンド・トゥ・エンドのサービスは成り立っている。

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 日本語に興味を持ち、20年前に訪れた高崎市役所で携わった国際交流事業が、イベント業界に飛び込むきっかけとなったトラバースさん。その後、東京にある展示会ブース施工会社に約7年勤務し、北米オフィス立ち上げのためにアメリカへと拠点を移した。基礎工事から水道・電気、基本設計から特別装飾まで、展示会ブース施工のすべてに、日本で体験したホスピタリティの精神を織り込み、これを自身のスタイルとして定着させる。

 日本語が堪能で、日本人の考え方を熟知していること。これだけでも大きな強みだが、トラバースさん最大の強みは、アメリカの展示会業界に持つ強力なネットワークだ。「パートナーとして長年一緒にやってきた施工会社は、私の考え方、仕事の進め方=ジャパニーズ・ホスピタリティを理解しています。こうしたパートナーを大切にし、教育しながら一緒に成長していく───これが新しいビジネス成功のポイントなのです」とトラバースさんは自らに言い聞かせるように話す。

「旅行」も「ブース施工」も手がけるグローバル企業

 滝沢さんとトラバースさんが目指すのは〝ブランド力〟の獲得。「アメリカの展示会業界において、JTBと言えば『旅行とブース施工をワンストップでやる会社』とイメージしてもらいたい。クオリティには絶対の自信があります。まずは利用して頂き、付加価値に気付いて頂きたい。ただし、きめ細やかさや心地よさは国によって違いますので、〝アメリカにおける心地よさ〟とは何なのかを見極め、形にしていくことが重要だと考えています」と滝沢さんは言う。

 化粧品から下水道やクリーニング業界の展示会のような、水道、電気にエアやスチームなどといった、重厚な設備が必要な非常に複雑なブース施工も問題なく対応する。過去には、展示会場内の約20のブースを同時に手掛けた経験を持つトラバースさん。もちろん、ジャパンクオリティでだ。こうした長年の経験から生まれた技術力や価値感、そして積み上げられた信頼と実績に勝るものはない。「感動のそばに、いつも。」───このJTBグループの掲げるスローガンが、アメリカ展示会ビジネス市場の常識を変えていく。

 

 

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展示会施工サービスを利用した感想

 

IKEDA CORPORATION OF AMERICA
Vice President 児玉幸治 さん

今回の展示会は、コロナ禍ということもあり、開催されるのか、中止になるのかの見極めがなかなか難しく、ブースデザインなどの準備が3ヶ月前とギリギリになってしまいました。そんな中でもJTB様に快くご協力いただけるとの回答を頂き、NYの滝沢様、東京の渡辺様、ラスベガスのトラバース様の3拠点からチームとして全力でサポート頂きました。弊社のざっくりとしたアイディアを細かく聞いて、ブースデザインに落とし込んで頂き、短い準備期間にもかかわらず、他社様からもお褒めの言葉をいただくような、立派なブースに仕上げて頂いたことは大変感謝しております。

 今までローカルの催事業者とダイレクトに展示会アレンジを行っておりましたが、ブースデザインはこちらから細かく伝えないと動いていただけないことが多く、苦労していました。JTB様の催事関連のプロフェッショナルなチームのサポートがあり、安心してお任せできました。

IKEDA CORPORATION OF AMERICA
https://www.ikeda-corp.co.jp/

 

 

 

《企業概況ニュース 2022年2月号 vol.277掲載》

 

 

 

 

 

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