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《ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ》

 いよいよこの連載も最終回です。最後は「仕事を楽しむ」コツをお伝えしていきます。

「仕事を楽しむ」感、持てていますか?

 朝起きて、「今日も仕事楽しみだな〜!」と思いますか?それとも、「あぁ、仕事したくないな…。」と思いますか? 人生の中で沢山の時間を費やす仕事が、楽しくなったら素敵ですよね。みなさんが取り組んでいる会社変革は難しく、時には意見がぶつかり合う、苦しい場面も多いと思います。そんな中で「仕事を楽しむ」という姿勢は、チームの生産性を高め、柔軟な発想を生み、何より良いメンタル状態につながります。では、どうやったら仕事を楽しめる状態にできるでしょうか?

チーム内でオープンでフラットに話せる状態を作り、心理的安全性を担保

 上下関係が厳しく、役職・年齢などを気にして意見があっても言えない、という話は特に日系企業でよく聞きます。しかし、こんな抑圧されている状態では仕事を楽しめませんよね。連載記事第5回目でも触れましたが、ケンブリッジでは、楽しく仕事をし、高い成果を上げるチーム作りの一環で、プロジェクトを始める際にグラウンド・ルール(チーム内での約束事)を参加者全員で決めます。

グラウンド・ルール例

肩書きや立場を一切気にせずコミュニケーションを取る(全員が会社代表)
疑問・懸念があれば参加者全員で共有する
会議前後を問わず、意見があればすぐ相談
困った時は助け合う
Have fun!

 上記のようなことをグラウンド・ルールに盛り込むことで、意見があれば自由に言える、困った時は助けてもらえることが保障されるので、チームメンバーに「心理的安全性」を担保することができます。

 この「心理的安全性」が「仕事を楽しむ」心の余裕を生みます。一人一人が楽しく働けるよう、ぜひ職場の心理的安全性を見直してみましょう。

心理的安全性を担保するTips

 グラウンド・ルール以外にもできる、心理的安全性を担保するTips(秘訣)を紹介していきます。

笑顔で接する
肯定する
褒める

 え、そんなこと? と思う方もいるかもしれませんが、これらの効果は侮れません。私自身、日本からアメリカに生活の場を移して、一番影響を受けたのはこの3点とも言えます。怒った顔の上司に自分の意見または振る舞いを否定され、萎縮してしまい、良いパフォーマンスが出来なかったという経験をされた方は日本で多いのではないでしょうか。

 しかし、いつも笑顔の上司に自分の良い面を肯定され、褒められたとしたらどうでしょう? 嬉しいですし、だだ下がりだった自己肯定感も持ち直しますよね。もっと頑張ろうと自然に思え、パフォーマンスも上がってきます。

 もし皆さんの中で「いつも怖い顔でチームメンバーに叱り倒してるわ…」というリーダーの方がいれば、アプローチの仕方を変えてみましょう。心理的安全性が担保されれば、自然とチームメンバーのパフォーマンスも上がってきます。また、怖い顔や叱ることを辞めれば、リーダーの方自身のストレスも減り、自身のパフォーマンスまで上がるのではないのでしょうか。

 今回紹介した「仕事を楽しむ」コツ、ぜひ試してみて下さいね。皆さんが楽しんで仕事ができますように。連載記事の最終回までお読みいただき、ありがとうございました。

Have Fun!

 

《執筆》
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ
ティンダル 玲子 さん

2020年ケンブリッジ米国法人入社。コンサルタントとして大手製造業のERP導入、グローバルロールイン/アウトに従事。SAP FI(財務会計)認定コンサルタント。米国・ドイツ・日本でプロジェクトを経験。在米歴8年(大学、大学院、ケンブリッジ米国法人)。米国人の夫・娘・猫と暮らすワーキングマザー。

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは在米日系企業の業務改革、IT戦略立案、DXに必要なコンサルティングサービスを提供しています。あらゆる変革の立ち上げから導入までを円滑に進める方法論とバイリンガルファシリテーションを武器にプロジェクトを成功に導きます。日本では7年連続「働きがいのある会社」Top 10に選出されています。

http://www.ctp.com

《企業概況ニュース》2022年11月号掲載

 

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