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2020年までに業務用冷蔵庫を アメリカ国内2番手へ
ホシザキ・アメリカ・インク社長 山本 哲也 氏  インタビュー 

透明度の高い、クレシェント型の氷がシンボル
2020年までに業務用冷蔵庫を アメリカ国内2番手へ
ホシザキ・アメリカ・インク社長 山本 哲也 氏  インタビュー 

HITO透明度の高い、クレシェント型の氷がシンボル
2020年までに業務用冷蔵庫を
アメリカ国内2番手へ

ホシザキ・アメリカ・インク  社長 山本 哲也 氏
www.hoshizakiamerica.com

 

ホシザキ・アメリカの製氷機で作られる代表的な氷は、「クレシェント型」と呼ばれる三日月の形をしている。氷を作る過程で水に含まれる不純物が取り除かれ、非常に透明度の高い氷ができる。そのため、一般的な四角い氷に比べて硬く、ドリンクの中に入れても溶けにくい。このホシザキ製氷機のオリジナリティや技術の高さ氷の品質が、業界内で一目置かれる存在となっている。

 

ヘルシーな製氷機市場で利益を確保

アメリカ市場における業務用製氷機業界は、欧米企業のマニトワーク、スコッツマン、アイスオーマティックにホシザキを加えた主要4強がシェアの多くを占め、いくつかの中小企業がそれに続く。アメリカでビジネスを始めて30年以上、ホシザキ・アメリカの製氷機シェアは着実に増え、製氷機の売上ではマニトワークと首位の座を争うまでに成長した。
「常にヘルシーなこの市場で利益を確保しつつ、着実に、そしてアグレッシブにビジネス、シェアの両面で拡大を続けていきたいと考えています。大切なのは、無用な価格競争を引き起こさないこと───何事も一気に動くのは良くありませんよね」と山本さんは意気込みを語る。

 

アメリカ市場、第2の柱を育てる

この優位な状況に胡座をかくことなく、同社が次に目指しているのが「第2 の柱」の育成。製氷機の他に、冷蔵庫や食洗機、スチーム・コンベクション・オーブン、調理機器など、様々な製品が事業の柱として育っている日本とは違い、ホシザキ・アメリカの売上の多くは、製氷機関連によってもたらされている。グループ全体の方針としても海外比率を高めることが期待され、アメリカ市場第2の柱を育成することに期待がかかる。そこで、本腰を入れ始めたのが「業務用冷蔵庫」だ。すでに世界トップシェアを誇っているこの商品を、アメリカ国内トップにさせるべく、2020年までに2番手グループの一角へと押し上げるため、様々な戦略が実行されている。

 

ホシザキ・アメリカとしてのビジョンと戦略

大学を卒業して以来、20年以上に渡って大手製造メーカーに勤務してきた。商品企画やマーケティングに携わり、その内11年はドイツ、オランダ、イギリスでの駐在員としてグローバル視点でのビジネスセンスを磨いた。 一時はI T 業界に気持ちが向いたが製造業の面白さを忘れられず、3年半ほど前にホシザキの扉を叩いた。配属は海外戦略部。業界常識も仕事の進め方もまるで違ったが、製造業の仕事はやはり楽しく、2015年1月にはホシザキ・アメリカ社長としてジョージア州に赴くことになった。

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クレシェント型と呼ばれるホシザキ製の氷

着任後の3ヶ月は社内を知るための時間に充てた。その過程で、「ここには本社のカルチャーや指針を英訳したビジョンは存在するが、ホシザキ・アメリカ独自のコーポレート・ビジョンがない」ことに気づき、こちら独自のものを作ろうと決めた。社員の意見に耳を傾け、販売ディーラーやエンドユーザーに足を運び、現場の声も取り入れるようにと心が

けた。ビジョンと戦略はできた───あとはこれを実行に移すだけ。予算案や評価制度などとうまく連動させ、すべてを一気通貫で推し進めていく。

 

成功を目指して進むペンギン

「社長業はとても面白く、やりがいがあります。特にホシザキぐらいの規模だと、販売だけでなく、技術や製造の人まで、全体を見ることができる。こうした機会に恵まれることは、なかなかありません。こうあるべきだ」と感じることは、サラリーマンであれば誰でもあると思います。それを自分の思った通りに実践できる立場にあるというのは、非常にありがたいと感じています」。
ホシザキ・アメリカ全670名が山本社長のもとに一致団結し、同社シンボルのペンギンとともに、2020年長期戦略成功を目指す行進を続けている。