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マンハッタンの店舗家賃の値下げ減少が始まる

第9回 【NY商業不動産ウォッチング】
マンハッタンの店舗家賃の値下げ減少が始まる

ニューヨーク市の経済は2016年第一四半期は、雇用が促進し世帯の所得も増加し旅行業の強さに支えられて良いスタートを切ったが、
ここにきて小売業の売り上げに少し陰りが見られ、過熱気味なマンハッタンの店舗家賃もクールダウンが始まってきており、
ビルディングのオーナーたちは、賃料の値下げを余儀なくされている。
昨年秋ごろから相場に少し陰りが見られてきてはいたが、店舗の空きのスペースがさらに増加しており、
店舗家賃はマンハッタンの12のトップショッピングエリアの内、10のエリアについて値下がり現象が見られる。

マンハッタン各エリアの傾向

○ソーホー地区
最も打撃を受けているエリアである。多くの店舗スペースの空きが目立ち、サブリーススペースがマーケットに出され、相場賃料もブロードウェイのハウストンとブルームの間では昨年の1スクエアーフットあたり977ドルから824ドルまで16%の値下がりが見られる。

○ヘラルドスクエア
西34丁目の5番街と7番街の間では相場賃料は1,000ドルから890ドルと11%の減少である。

○ミッドタウンイースト
マデイソン街の57丁目から72丁目は1スクエアフットあたり1,700ドルから1,644ドルに減少し3%の値下がりである。

○ダウンタウン
一方マンハッタンの中で金融街と世界貿易センターの2つのエリアは力強く、ブロードウェイのチャンバースからバッテリーパークにかけては相場賃料が234ドルから326ドルと39%の上昇。ブリーカーストリートと7番街サウス/ハドソンストリートにかけては481ドルから513ドルに上昇し、7%の値上がりを示した。( 情報提供REBNY retail report )

あまりにも高額な家賃を敬遠し、スローなセールスを背景に多くのテナントはさらに家賃が下がることを期待して様子見の姿勢に構えている傾向にある。
さらに相場家賃に値下がりの現象が出るには暫く時間がかかるであろう。しかしながら、これらの障害にも拘らず大手資本を背景にしたテナントは確実に店舗を増やしているのも事実である。
今年2016年に入ってからの大きなリース契約の例をご紹介する。

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Masubuchi Realty, LLC. 増渕 敬子 社長
keiko@masubuchirealty.com