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【イリノイ特集: Interview】 西嶋アカウンティング&タックスLLC 社長・米国公認会計士 西嶋節子 氏

【イリノイ特集: Interview】
お客様に寄り添った形で、足りないところをお手伝い

西嶋アカウンティング&タックスLLC
社長・米国公認会計士 西嶋節子 氏

 

同社は1988年に設立された上原アカウンティング・サービスを前身とし、アメリカ中西部、主にシカゴ近郊の日系企業を中心に、経理事務代行から各種税務申告、社内用決算書の作成などのサービスを、顧客の状況やニーズに合わせてフレキシブルに提供している。大手会計事務所にはない、きめ細やかなサービスに定評がある。

「会計・税務を通して、お客様に寄り添い、足りないところをお手伝いするスタンスです」と話すのは、2000年から同社の社長として舵を取る西嶋氏。アイオワ州立大学で会計学を学んだ後、4大会計事務所に入所。4年間の監査担当を経て上原アカウンティング・サービスに入所した。
「大手会計事務所では、『監査』するという立場からどうしてもおこがましくなり、お客様とは同じ目線にはなれなかった」と話す。

同社の経理業務の大半は、顧客の状況に応じた日々の記帳、月次・年次の経理作業や公認会計士に提出する決算時の資料作成など。顧客の経理担当者として会計事務所と連携し、決算や税務申告の作業がよりスムーズに運ぶようサポートも行う。
税務では法人・個人所得税の他、消費税、租税条約関連など中小規模の日系ビジネスが必要とする主な申告書類に対応している。そのほか、経理事務に関わるトラブル解決のコンサルティングや、中小企業向けに会計ソフト導入・セットアップなども手がけている。

高校卒業後は、日本でデザインの学校に通っていたという西嶋氏。趣味は仕事と絵を描くこと。会計ソフト導入時のレイアウトや日々の業務の進め方に、アーティスティックな部分が出てくるという。好きな言葉は『継続は力なり』。良いサービスをいかに提供し続けていけるかが大切だと笑顔で話してくれた。

 

企業概況ニュース 2016年9月号掲載

 

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