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演技をすることの喜びをあらためて実感 イッセー尾形 さん

マーティン・スコセッシ「Silence」に出演
演技をすることの喜びをあらためて実感 イッセー尾形 さん

マーティン・スコセッシ監督による 注目作「Silence」に出演
演技をすることの喜びをあらためて実感

 

俳優 イッセー尾形 さん

遠藤周作の世界的な有名小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化した「Silence」の全米公開に伴い、昨年12月9日にニューヨークで記者会見が行われた。主演のアンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーなど豪華キャストが並ぶ中でも際立った役柄、井上筑後守を演じたイッセー尾形さん。「“Ogata” はキャラクターをあらかじめデザインして持ってきてくれた。どんな芝居をしてくれるかとても楽しみだ」と尾形さんの演技を初めて見たときにスコセッシ監督をも唸らせた演技に注目が浴びている。

「本を読んで、自己流でキャラクターを作ってからオーディションを受けました。こんな男だろうなと。それから出演が決まってからは、英語の指導も付きっきりで丁寧に教えて貰って。大変でしたけど、楽しかったです」 井上筑後守は、キリシタン弾圧を推し進める中心人物だ。しかしこの映画の中の彼は、残虐な行動とは裏腹に柔らかい言動で皮肉めいたユーモアさを持ち合わせている。ピンと張り詰めた空気が漂う重苦しいシーンが大部分を占める中、尾形さんが演じた奇異なキャラクターは一際存在感を放っていた。
これまでロシアや台湾など海外の映画監督と仕事はしてきたものの、ハリウッド映画の大作は初めてだという。「何もかもが大規模でスタッフの数が多すぎて落ち着かないほど。凄い迫力でした」

スコセッシ監督は28年という長い間、同小説の映画化を構想していたという。
「『沈黙』は若い頃読んで挫折したんですけど、今回読み直して色々考えさせられました。キリスト教だけではなく、どんな宗教であれ、救われたい、救いたいというのは人間の持っている本能です。そこにダイレクトに触れる映画だと思います。この映画は『救う』という言葉の定義をすべて表していると思います」
ニューヨークは自身のライフワークでもある一人舞台の公演で来てから約20年ぶり。
「やっぱりニューヨークは大好きですね。人、車、騒音、すべてがエネルギッシュでヒートアップしている。それでいて、ロマンがあってわくわくする街」とこの街の魅力を語った。「日本の古典小説の副登場人物に焦点をあてた『文豪シリーズ』という舞台のプロジェクトを今年、新しく立ち上げたんです。これをぜひニューヨークでやりたいですね」と意気込む。
「日本で僕を昔見たという方も、ぜひこの映画で再会したいと思います。初めて見たという方も自分が演技をするということの喜びはこれだったんだとあらためて実感した映画でした。そういう僕をぜひ見て欲しいです」と米国在住の方へのメッセージを語ってくれた。

 

© 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

© 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

12月23日
米国公開
http://www.silencemovie.com/

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