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日系企業みんなで、ドラえもんを海外に羽ばたかせたい〜VIZメディア

青木 大介 氏
ライセンシング・バイスプレジデント

『ドラえもん』の世界進出は、青木さんの長年の夢。日米文化の違いの大きさや、怠け者で弱い主人公をネコ型ロボットがひみつ道具で助けるという設定が米国市場では受け入れられないと、10年前から関係社で何度も議論が重ねられてきた。その重い扉を開いたのがポケモンブーム。これを機に、面白いものは受け入れてみようという土壌が形成され、ナルトやブリーチといった日本のマンガ、アニメコンテンツ、ハローキティなどのキャラクター文化も受け入れられ、満を持しての「ドラえもん」米国投入となった。

昨年7月からには、ディズニーチャンネルでのテレビ放映も始まった。アジアやヨーロッパ、南アメリカにはすでに進出しており、ニューヨークやロスなど大都市での認知度は高く、予想を裏切るほどの反響を得ている。糖分の過剰摂取シーンは避け、箸をナイフ&フォークに置き換えるといった細かなカルチャライズは必要だが、「どら焼き好きでネズミ嫌いのネコ型ロボットが、怠け者の主人公のピンチを秘密道具で助ける」という基本コンセプトは変えずに、1000を越えるエピソードから、アメリカの子供達に受け入れられるストーリーを厳選する。

VIZメディアの事業は、大きく3つに分けられる。1つ目がマンガの書籍販売ビジネス。二つ目は、アニメの映像販売ビジネス。そして三つ目がライセンシング・ビジネス。マンガやアニメで人気のあるキャラクターを、玩具やアパレル、ステーショナリーといった商品にライセンスアウトする事業だ。この発表以後、在米日系企業を中心にアジア市場をターゲットとするグローバル企業からも多くの問い合わせが寄せられ、すでにいくつかの案件が動き始めている。

2015年は、これらの案件が形になる。企業規模や予算の関係で諦め、販促の経験不足から、どう話を進めていいか分からない企業も多いかもしれない。しかし、「ドラえもんで何がしたいかが重要なのです。アメリカではドラえもん自体、まだ一年生です。企業としてドラえもんを動かせるリソースがあるならば、企業の規模は関係ありません。日系企業みんなでドラえもんを海外に羽ばたかせてください」と青木さんは言う。

「ドラえもんには『夢』が詰まっています。彼の秘密道具には、現代のテクノロジーが必死に追い求めているアイデアが多い。時代の流れと共に少しずつ実現化されていますが、その道具に憧れ、ストーリー展開に憧れ、何かを学ぶ子供達の輝く目を見ているとワクワクします。この感覚を全世界に広げていきたい。その手伝いをするのが、僕の大きなミッションです」。