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面接時の注意事項(1)

日系企業 アメリカ人事 ABC
面接時の注意事項(1)

日系企業 アメリカ人事 ABC

TOP グループ ロサンゼルス支店長
野々村 智代
213-622-5502
nonomura@top-us.com
www.top-us.com

 

米国での採用時の面接は、日本とは異なり、聞いてはいけない質問や注意しなければいけない点がたくさんあります。米国では法律により人種、肌の色、宗教、性別、出身地などによる差別を禁じているからです。米国に赴任されたばかりの日本人管理職の方の中にはこうした事情を知らない方もいらっしゃるようで、面接に行った弊社の候補者から「法律に触れるようなことを質問された」「仕事に関係のないことを聞かれた」とのフィードバックをいただくこともあります。

米国では、先ほど挙げた人種や肌の色、宗教、性別、出身地の他、年齢や婚姻、性的趣向、遺伝子要因での差別も禁じられています。その他、障害の有無によって差別することも禁じられています。面接中にこうした禁止事項に触れた質問をすると、法的な措置を取られる可能性もありますので、注意が必要です。

この他、SHRM(人材マネージメント協会)によると、面接を成功させるために必要な条項は、以下のようになっています。

  1. Job Descriptionを作成し、ポジションに必要な経験やスキルを明確にしておく
  2. 1)にそった質問事項を準備し、面接時の時間配分に注意する
  3. 候補者をリラックスさせ、本人らしさを引き出す
  4. 一貫性のある面接をするよう心掛ける
  5. メモを取る
  6. Open Question (What, Why, When, Where, Who, How) をすることで候補者に話をさせるようにする。会話の8割を候補者に話させるのが理想。
  7. 採用の目的を明確にし、結果を公正に判断する

職務に関する適切な質問に徹し、その人材がポジションの職務を遂行できるか、組織一員としてやっていくことのできる要素を有しているかということを念頭に入れて、面接を行うことが重要です。一つでも間違った質問をすることで、「面接官が基本的な米国の法律を理解していない会社では自分の力は発揮できない」と判断され、優秀な候補者を逃してしまうかもしれません。そうしたことがないよう採用面接に携わるマネージャーをトレーニングすることも良い人材を確保するのに重要な要素だと思います。

今回は面接での基本事項について説明しました。次回は具体的な質問の仕方を含めた注意事項についてお話したいと思います。