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IKEUCHI ORGANIC代表取締役 池内計司

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世界一の高品質とこだわりを持つオーガニックタオルで海外展開

青山、京都、そしてニューヨークへ

毎年、ニューヨークで行われるホームテキスタイルショー『NY NOW』が今年も行われた。世界中のメーカーが3000社以上集まり、業界でも最大規模を誇るこの展覧会に、「IKEUCHI ORGANIC」が出展した。2002年の初出展でNew Best Awardを受賞してから、参加し続けている。

池内ブランドはI( =インテリア・ファブリック)のベッド& バス、キッチン、K( = Knit)は安全性を重視した乳幼児用品、T(=Towel)のIKTブランドを商品ラインの柱として、展開を行っている。

同社が基本理念として持つのは徹底的な安全性。すべての商品は100%オーガニック・コットンを使用。「乳幼児が口に入れても安全のレベル」であるエコテックス規格のクラス1の認証を受けている。また、『風で織るタオル』で知られている通り、風力発電で製造を行って12年が経った。

「池内のコンセプトは説明するのは時間が要ります。」池内社長は、一人でも多くの人にオーガニックタオルの良質さと安全性を知ってもらうため、講演会などを開くなど地道な活動を10年以上行っている。ウェブサイトはビジュアルを重視して分かりやすく簡潔に、感覚的な見せ方をしていくことを心がけている。

IKEUCHI ORGANIC

さらに、直営店の店頭には洗濯機を設置し、洗った状態をお客さんに体感してもらうことでトータルにタオルの良さを知ってもらうというデモンストレーションも行っている。

創業60周年を昨年迎え、「池内タオル」から「IKEUCHI ORGANIC」に会社名も変更した。売り上げも伸び、会社の基本理念がさらに強調された確固たるブランドでさらに躍進する。

池内タオルさらなる60年先までを見据えた構想は『海外進出』。現在もNY市ブルックリンのセレクトショップなどで入手が可能だが、やはり次の目標はニューヨークの店舗展開に尽きる。池内タオルの良さを認めてくれた初めての海外の都市で店舗を出すという意味はやはり大きい。

現在、青山、京都に直営店を持つ。ハイエンドで国際色豊かな都市を選ぶ理由にも、海外展開を常に意識してのことだ。海外ではタオルとリネンは統一されたデザインでセット販売が当たり前という文化背景を踏まえた視点をこれからは取り入れていくという次の構想も固まりつつある。

「やはり、メイドインジャパンというだけでは難しいです。安全性・クォリティ、環境を考慮した製造工程をこれでもかというこだわった姿勢を前面に出すこと。これを続けていくしかありません」と、世界に認めてもらうことの難しさもありながら、タオルという概念を超えながらも、「真実を日本の技術を通して世界にこれからも伝え続けていく」ことの必要性を強調した。

IKEUCHI ORGANIC