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園田明淑先生  ハーツデール診療所

Woman's Premium
      ―――産婦人科医として50年のキャリア
       ここまで続けられたのは良き理解者のおかげ

 

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園田明淑先生
ハーツデール診療所

産婦人科医として50年以上の経歴を持ち、また現在も日本人学校とフレンチ・アメリカンスクールで構成されているリセ・ケネディの理事長を務める園田明淑産婦人科医。これまでのキャリアを振り返り、長く続けられた原動力とは何か。また、現在起こっている様々な問題などについて、貴重なお話しを伺った。

「働いていることは自分にとって最高に嬉しいこと」――――

産婦人科医を目指し、韓国から1958年度に渡米。1963年度にニューオリンズのTulane医科大学を卒業したのち、ブルックリン・ハイツで1969年にアメリカン・ボード・サーティファイ専門医として産婦人科医を開業した。97年の時点で自らの手で取り上げた赤ちゃんは1万人を超え、産科から遠ざかって2年になる現在の総数は把握できないほど。

「女性という立場であるからこそ、女性のカラダを理解することができる。二人の生命を同時に扱うのは産婦人科だけ。こんな素晴らしい仕事は他にありません」と園田先生。

人間の体のすべてに知識がないとできない産婦人科。「医者の中でもとりわけきつい労働が強いられる産婦人科医になって、周囲からよくやっているねって言われます。でも私は生まれ変わってもまた産婦人科医をやりたいですね」。と仕事に対する誇りと50年以上のキャリアを積み上げてきたゆえのずっしりと重みのある言葉だ。

今まで振り返り、一番辛かったことは『子供たちを旅行へ連れて行けなかった』こと。そんなひたむきに仕事に打ち込んできた母親の姿を見てきた息子さんは現在、婦人科系のガンの専門医で世界を舞台に活躍している。

「主人の理解がなかったら続けることはできなかった」―――常に24時間体制で昼も夜も関係なく仕事場から呼び出される仕事。母親として妻として、そして医師として走る続けることは大変なことだ。女性の産婦人科医は独身だったり、離婚経験者が多いという。やはり家庭を両立していくことが困難なこと、そしてそれを理解してくれるパートナーがなかなかいないという厳しい現実がある。

「産婦人科医が少ないという日本の現状は働ける環境が整っていないからです。米国はデイケアも充実していますし、現在の産婦人科系の病院は、何人かの医者が集まってグループで開業します。そうすることによって、シフト体制が可能になりフレキシブルになる。米国はこの様な病院が増えたことで女性の医師は普通の家庭を持てるし、ぐんと数も増えました」と日本と米国の産婦人科医の違いを語った。

また、「日本の経済が良くなった理由は戦後の日本が信用できるものづくりを続けてきた結果」と断言する。日本製が減少している今の世の中について、日本人が“よいもの”作るためには人手が足りなければならない。そして人手を足らすためには人口が増えなければならない。つまり女性が子供を産める環境づくりをしていかなければならないんです」と園田先生は苦言を呈する。

園田先生のご主人である園田幸司名誉教授は、リセ・ケネディの創立者でもあり、日本語教育界の第一人者として知られる。同校は2005年に他界した際に園田先生に遺してくれた。現在は理事長としての業務をこなしながら、週2日は婦人科医として働く。日曜日しか休暇日がないという多忙な日々を送る園田先生のバイタリティは計り知れない。「頭と体が動くまで働き続けたい」とこれからの仕事に対するさらなる熱意を語ってくれた。


 

ハーツデール診療所
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