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JFC インターナショナル 社長 石垣 良幸 氏   

ベンダーが持つ高い技術や 商品の魅力を、どう伝えていくか
JFC インターナショナル 社長 石垣 良幸 氏   

今月の人

   ―ベンダーが持つ高い技術や 商品の魅力を、どう伝えていくか

JFC インターナショナル・インク 社長 石垣 良幸 氏 www.jfc.com

November. 2014 Issue 「Kigyo Gaikyo News」

 

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❖「特別な食材」から「一般的な食材」へ この5月に、シンガポールからの横横異動でアメリカに赴任となりました。2001年から8年間JFCに在籍していましたが、今回が2 度目のアメリカ駐在となります。今は、現状把握のために全米を回っているのですが、4〜5年前と比べても日本食がかなり広く根付いてきた感じを受けます。アメリカ人が普通に、お寿司やラーメンなどの日本食を楽しまれていますね。底辺が広がったことにより「特別な食材」から「一般的な食材」に扱いが変わり、ビジネスチャンスも拡大していますが、品質管理や安全性に対する食品商社としての責任は従来にも増して重いと感じています。

❖ 商品情報をきちんと、 正確に伝えること 日本人以外の方がシェフをされているお店が増えてきました。こうした方々に品質の高い商品と正しい情報を提供していくことも大事だと思っています。我々は基本的には問屋ですので、ベンダーさんの商品情報を正確に伝えていく責任があります。初めて日本食を扱う方や、これから日本食に触れる方には、きちんとひとつずつ説明していかなければいけないと肝に銘じています。

❖ マッチングで商品価値を高めるというソリューション 我々の新しい取り組みのひとつとしては、麺のベンダーさんとスープのベンダーさんの商品を組み合わせ、本格的なラーメンのつくりかたを提案したり、お菓子カテゴリーでもマンガのキャラクターを付けて、白人層へのアプローチをするなど、様々なソリューションを提案していくことに知恵を絞っています。こうした、ベンダーさんの高い技術力やクオリティを広く伝え、付加価値を付けて紹介していく「マッチング・ソリューション」 が、ローカルの人たちに日本食を広めるのに役立ちます。

❖変化し、進化を続ける日本食 様々な過程はあるかと思いますが、変化を続け、そして進化していくのだと思います。日本でもエリアによって調理法や味が違います。もともと日本食主体で育っている訳ではないのですから、アメリカ人が食べる、現地の食材を活用した日本食が、地域地域で発展していくのは必然なのではないでしょうか。ただし、シェフが現地化しても、品質だけは維持していかなければなりません。
日本では味わえない日本食「ニュー・ジャパニーズ・クイジン」、いいのではないでしょうか。

❖日系食品商社の、今後の責任と存在意義 これまで、日系食品商社は各社が懸命にクオリティを維持し、ディストリビューションを作り上げ、現在の日本食ブームの一端を担ってきました。日本食は、今、次のステージに入っています。今後、日系以外のローカルプレーヤーが参入してきた時も、我々日系食品商社は、正しい情報と高品質な商品をお客様にお届けし続けなければなりません。これは、今までの道筋を作ってきた先輩方に対する我々の責任でもあり存在意義だと思います。和食が文化遺産となり、

日本食を世界に広げようという日本政府動きもあります。
これからは、ローカルの人に、もっと「日本食の良さ」を伝えていけたら嬉しいですね。