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新事業 グローバル・エンプロイメント・ アウトソーシングを開始

《アクタス・コンサルティング・グループ》
新事業 グローバル・エンプロイメント・ アウトソーシングを開始

アクタス・コンサルティング・グループ    
社長  鈴木 剛央        https://actus-usa.com/

 人材紹介、人材派遣、エグゼクティブサーチ、人事アウトソーシング企業として2002年に設立された同社では、近年、関連事業として中小企業米国進出支援を行っている。米国拠点の無い日本の中小メーカーの代理店として市場調査、商品・販売戦略の構築、販売代行などプロジェクトベースまたはフルサービスでサポートを行っている。更に今年3月から、新サービス、GEO(グローバル・エンプロイメント・アウトソーシング)をスタートさせる。

いまどきの米国進出 GEOとは

 「日本語にすると、雇用代行サービスですね。人材は当社と雇用関係を結び人材の福利厚生等も弊社が提供しますが、例えば、アメリカでセールス担当者を探している企業があるとします。人材はその日本企業のセールスとして日本の企業の指示のもと商談をしたり、市場調査をしたりします」と説明してくれたのは社長の鈴木さん。従来日本企業の米国進出は、現地に事務所を構え人材配置可能な資本の大きい企業でなければ難しかった。しかしGEOを活用すれば初期投資を抑え、現地での事業開始まで時間を掛けずに低リスクで米国進出の可能性がひろがる。「欧米企業ではすでに確立されているサービスですが、日本国内ではまだあまり知られていません。弊社のこれまでの人材事業と米国進出サポート事業を掛け合わせたようなサービスで、弊社でも3月から開始します」。

 アクタスは来年で設立20年を迎える。「個人事業主になった感覚で働いてほしいという言葉をよく聞きますが、そういった環境が無ければ難しい。ワークライフ・バランスよりも、ワークライフ・ミックスの方が人生楽しくなる」と社内でも話しているという鈴木さんは、有給休暇無制限制度を取り入れるなど、人材が個々の事業主のように活躍できる場を提供することが会社であると考えている。

《企業概況ニュース》2021年 03月号掲載