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《センチュリー21》

素敵な出会いのあるリアルターの仕事に感謝
《センチュリー21》

センチュリー21
アリゾナ・ットヒルズ店
リアルター 山内 彩恵子 さん
http://saekoyamauchi.movephoenix.com

 

 アメリカで初めて家を購入した時に、言葉の壁には本当に苦労した。そんな自らの経験が、〝日本から来る人たちの不動産探しを手助けしたい〟という想いの、山内さんの原動力となる。

◇◇◇◇

 人気声優である山内雅人さんを父に持つ山内さんにとって、自分がエンターテイメントの世界に進むことは自然な流れ。子供の頃からタップダンス、ジャズダンスや歌を習い、大学時代には演劇を専攻して舞台漬けの毎日を過ごした。卒業後に東京ディズニーランドでダンサーとして活躍していた時、小さな頃から憧れたアメリカに行ってみたいという欲望が抑えきれずになり、カリフォルニア州立大学フラトン校のESLに入学したが、半年で体調を崩し日本に帰国した。

 この小さな挫折により、まるで自分が負け犬かのように感じて何もやる気が起きなくなった。そんな時、義理の兄から、自分の勤める輸出入業社で働いてみないかと声をかけてもらい、バスフィッシング用品をアメリカから輸入する仕事に就いた。仕事にも慣れた頃、アメリカの中間業社に誘われて渡米することになる。行き先はどこにあるかも知らない州だったが、以前味わった屈辱を晴らすには良い機会と、単身アリゾナ州に向かうことにした。

 6年ほど働いた頃に一時的なレイオフを言い渡され、その時に感じたのが、「稼ぐための資格を何か持ちたい」ということ。ネイルアートにするかリアルターにするかで悩み、自分のコンドミニアム購入を手伝ってくれた不動産ブローカーに誘われて不動産ライセンスを取得。今年でリアルター歴19年目を迎える。

 コネクションが大きな武器となるこの業界で、何のバックグラウンドもなしに生き延びることは容易くない。それでもやってこられたのは、持ち前の明るさと細かな気遣い。レスポンスの早さを意識し、夜中であろうが週末であろうが、すぐに返事をすることを心がける。そして何より大切にしているのが、顧客ファーストの精神。ネイティブとの交渉は非常に骨が折れる作業だが、諦めることなく何度もトライする。そんなリアルターでありたいと心に決めている。

 「私には、学生時代の青春時代を共にした友人は、ここには一人もいません。でも、新人の頃に初めて家を売らせて下さった方は、今では無二の親友です。その他多くの素敵な友人との出会いは、リアルターになっていなければ得られなかった喜びです。こんな素敵な出会いのあるリアルターという仕事に、今は感謝と誇りを持って臨んでいます」と話してくれた。

 

《企業概況ニュース》2022年3月号掲載

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