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《日本語でハンツビル》

アラバマ州 ビジネスインタビュー ②

ケラウィリアムズ不動産 リアルター
日本語でコロンバス / 日本語でハンツビル

代表 宮本 亜希子 さん
https://nihongo-de-huntsville.com/

 

 「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA(MTMUS)」の設立をきっかけに注目を浴びるハンツビル。大きく「ハンツビルシティ」と「マディソンシティ」と2つのエリアに分けられ、NASA、ボーイング、3Mといった米国三大企業が軒を連ねるホットスポットとなっている。特にマディソンシティエリアはアラバマ州でもトップの学力を誇る地域で、学齢期のお子さんを持つ駐在員家庭憧れのエリアとなっています。

 しかし、ハンツビル日本語補習校の在校生徒数も100名を超え、新興住宅の入居は2019年末時点で100人待ちという状況。多くの駐在員は、希望する一戸建て賃貸物件を見つけられずにアパートへ直行というケースが続き、私たちのもとへご相談が寄せられています。もちろん、〝ない〟物件をご紹介することはできませんが、「売り物件を投資家に購入して頂き、賃貸物件へと転換して貸し出す」───こうした一連の流れを行うことで、新たな一戸建ての賃貸物件を創り出すことができるのです。

 ハンツビルは投資家にとっても非常に魅力的なエリアです。キャピタルゲインの幅は以前に比べて小さくなってはいますが、固定資産税の安さはまだまだ魅力的です。また、投資物件販売だけでなく、テナント探しから管理や物件管理までしっかりとお受けしているため、家を探されている方、投資家、そして地元コミュニティの全てにとって良い流れが作れています。「点を線にし、そして面へと繋いでいく」。今後は、このモデルを他州でも展開していきたいです。

 使用されていなかった古い工場跡地を再利用して、レストランやリテールの集まるモールのような「STOVE HOUSE」が作られたり、中学校の校舎跡地を再利用したブリュワリーが人気を集めるなど、ハンツビルのダウンタウンでは新しい動きも起こっています。つい最近も、北カリフォルニアでスーパーを経営されている方や、日本食レストランを経営されていた方がハンツビルでの展開を検討されるなど、この大きな流れを捉えて商機を求める動きも増えています。

 アラバマに来る時にいつも思うのは、やはり〝ローカルの人の良さ〟。ハンツビルが教会の多いチャーチベルトの一部に属するということもあるのかもしれませんが、ここは人間が人間らしくいられる場所なのだと感じます。こうしたエリアで有意義な駐在生活を過ごすためにも、不動産のことについてのお悩みがあれば、いつでもご相談ください。

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マツモトUSテクノロジーズ

 

《企業概況ニュース5月号 vol.267掲載》

 

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