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体験型スペースをオープン

マルコメUSA、プリテンドシティ子供博物館に
体験型スペースをオープン

遊びながら飲食店で働く体験の場を提供

 味噌、糀製造大手のマルコメUSA(カリフォルニア州アーバイン市、東猛社長)は、9月28日、カリフォルニア州アーバイン市にあるプリテンドシティ子供博物館内に、日本食レストランの仕事を体験するスペース「ジャパニーズ・レストラン・マルコメ」を開設した。訪れた子供たちは、あらかじめ厨房に用意された寿司などを皿に並べ、味噌汁と一緒に提供するなど、遊びながら飲食店で働く体験ができる。インタラクティブな体験と学習を組み合わせることで、子供たちの好奇心を魅了する作りとなっている。

 プリテンドシティ子供博物館は、小さな都市を模した館内に配置された銀行、農場、食料品店、UPSストアなどのブースでインタラクティブな展示を行い、目的を持った遊びや実践的な遊びを通じて「より良い脳を構築する」ことを目指した非営利の体験学習型博物館。訪れた子供たち一人ひとりが、生産的で充実した未来を築くために必要な体験を得られるような工夫が随所に凝らされている。また、親や教育者、地域機関に対して発達検査やそのツールを提供するためのコミュニティ・リソースとしての役割も果たしている。

 ジャパニーズ・レストラン・マルコメでは、ごっこ遊び体験の他にも、年に数回、マルコメUSAの社員が訪問し、味噌の仕込み実演体験やフリーサンプル試食、調理体験、アンケート調査などの企画も用意する。「まずは味噌を身近に感じてもらい、味噌が何かということを知ってもらえればと思っています。そして、仕込み実演や試食の機会なども活用しながら、〝糀〟や〝発酵(ファーメンテーション)〟が、体にどう作用するかなどについて学ぶ食育の場にしていければと考えています」。

Pretend City Children’s Museum
29 Hubble Irvine, CA 92618
949.428.3900
info@pretendcity.org

《企業概況ニュース》2023年10月号掲載

 

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