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ハウスフーズ アメリカ・コーポレーション 社長 仲川 宜秀氏 「フレキシタリアン」に向けて、新たな豆腐の食べ方を提案 

ハウス食品 アメリカ

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「フレキシタリアン」に向けて、新たな豆腐の食べ方を提案
ハウスフーズ・アメリカ・コーポレーション 社長 仲川 宜秀

www.house-foods.com

 

November, 2014 「Kigyo Gaikyo News」掲載

昨年10月にハウスフーズ・アメリカの社長として赴任し、4月からはハウスフーズ・ホールディングスおよびエルブリトー・メキシカンフーズを加えた北米ハウスグループ全体の指揮を執っている。入社以来、基盤技術研究や製品開発といった研究畑を一貫して歩み続けており、この開発力を活かした戦略で、北米市場拡大へと舵を切る。

ハウスフーズ・アメリカが北米事業を始めて30年、一貫して豆腐そのものを広めることに力を注いできた。これからは、豆腐プラスα。色々な食べ方を提案する「製品開発力」で差別化を図る。「豆腐を食べる文化や習慣がない層に、どういったアプローチをすれば食べてもらえるのか。今後は、この考え方が重要になってくると思います」と仲川社長は考える。

どういったアプローチをすれば食べてもらえるのか

昨年末から「豆腐のキューブカット+調理用ソース」を米系マーケットに投入している。冷凍食品の野菜を買って炒めるだけで、手軽にひと皿でき上がる。 アジア層向けには、スンドゥブ専門店B C Dとタイアップした「スンドゥブ用の豆腐+ソースの素」を提案する。好きな具材と一緒に煮込み、家庭でもBCDの味が楽しめる。こうした新しい「食べ方の提案」が、予想を上回る反響を得ている。

次のターゲットは、「フレキシタリアン: フレキシブル( 柔軟)なベジタリアン( 菜食主義者)」。完全なベジタリアンではなく、どちらかといえば肉よりも野菜を食べよう、時々は肉を食べない日を作ろうと考えている層。程度の差はあれ、少なく見積もっても全米で約1 億人の市場があるという。

これまでのターゲット層である全米人口4%、約2000万人のアジア、ビーガン&ベジタリアン層と比べても、今後の成長には、この層へのアプローチが欠かせない。

2006年にニュージャージー新工場を立ち上げ、ライバルである中華系や韓国系企業が軒を連ねる東海岸へと進出した。「市場は大きく伸びています。アジア人の増加もありますが、日本食を中心としたヘルシー食材を受け入れる動きが大きいですね。アメリカでは、我々の想像を上回る使い方をして頂いておりますので、豆腐の硬さも6 種類用意しています。我々もこうした新たな流れを作り出すように知恵を絞っていきます」。進化を遂げた豆腐文化が、世界で花開こうとしている。