2023年7月26日（水）から8月6日（日）の12日間にわたり、日本の新作映画を集めた映画祭「JAPAN CUTS ～ジャパン・カッツ～」がジャパン・ソサエティ（JS）映画部によって開催される。今年で１6回目を迎えるジャパン・カッツ。コロナ禍にオンライン配信やハイブリッド形式で開催を続けてきたが、今回3年ぶりの全劇場上映型での開催となる。
様々なジャンルの最新日本映画から、時代劇から家族ドラマ、青春物語、コメディー、スリラー、ドキュメンタリーや実験映画まで幅広いジャンルを取り揃え、「Feature Slate」部門17作品、新進気鋭の若手監督作品を集めた「Next Generation」部門６作品、「クラシック」部門１作品の長編映画と、５本の新作短編映画と合計29本の作品を選出。『日本映画のいま』を伝えていく。
注目作品にフォーカスする「センターピース」枠には『ターコイズの空の下で』を上映。同作主演の俳優・柳楽優弥さんには、ジャパン・カッツが日本映画界へ著しく貢献した監督や俳優の功績を称えるために設けられた賞「CUT ABOVE Award for Outstanding Achievement in Film」が贈られる。開催期間中は柳楽さんを含む６名の特別ゲストを迎え、上映後のQ&Aやレセプションパーティーも開催される。
また、「クラシック」部門では、今年3月に他界された作曲家・坂本龍一さんへの追悼の意を込め、ドキュメンタリー映画『トーキョー・メロディー』（1985）が上映され、YMO解散後の80年代半ばの坂本さんの素顔に迫る。上映に先立ち、同作品内に登場するミュージシャン・矢野顕子さんによるる、同作監督のエリザベス・レナールさんとのQ&Aセッションも予定されている。
第16回「JAPAN CUTS ～ジャパン・カッツ～」
日時： 2023年7月26日（水）～8月6日（日）
会場： ジャパン・ソサエティー内劇場（333 East 47th Street, New York, NY 10017）
料金： 上映会 18ドル（JS会員 14ドル、シニア/学生/障がい者 16ドル）
レセプションパーティー付き上映会 22ドル（JS会員 17ドル、シニア/学生/障がい者 20ドル）
＊ オープニング作品・センターピース作品のみレセプションパーティーあり（映画のみのチケットはなし）
オール・アクセス・パス 300ドル（JS会員のみ購入可）
同映画祭開催中、全ての上映会に入場できるパス（チケットは各作品、一人一枚）
ジャパン・ソサエティーのウェブサイトより購入可能
一般チケット販売開始：6月27日（火）（JS会員はすでに購入可）
ボックスオフィス：212-715-1258 月曜～金曜（午前9時～午後5時）
もしくは、JSウェブサイト www.japansociety.org
上映作品の詳細は、www.japansociety.org/japancuts を参照。
＊ 上映作品のタイトルおよび上映開始時刻は、予告なしに変更されることがある。
