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《マークリエーション》

新しい発見を吸収しつつ、「感動と歓び」を共有したい
《マークリエーション》

マークリエーション
代表 河野 洋 氏

自身がプロデュースする短編映画祭の準備にミュージシャンとのリハーサル、企業イベントの打ち合わせと、河野洋さんの毎日は目まぐるしい。実際の体験が重要な時代に、アーティストのマネジメントやブッキング、そしてイベント企画やコーディネートを大きな柱とするマークリエーションの活躍の場が少しずつ広がっているのだ。どれもが、河野さんの長年積み上げてきた知識と経験、そして幅広いネットワークを必要とし、他にはない独特な空間を作り出すスパイスとなる。

12歳でギターに出会い、ハードロックバンドのギタリストとしてライブ活動やレコード制作に熱中した。1992年ニューヨークに拠点を移し、バンドを組み音楽活動を続けてきたが、些細なことで解散に繋がるバンドというあり方に疑問を持ち、ソロ活動もやっていかなければとクラシックギターも学んだ。クラシックやオペラ、ブラジル音楽などこれまでとは全く違う音楽に触れ、その魅力に強く惹かれた。時は完全にインプットの時期でした。世界中の音楽だけでなく、映画やアートにも積極的に触れた時期です。ハリウッド映画、日本の古い映画も世界の様々なジャンルの映画も貪るように観続けていましたね」と当時を振り返る。

2000年に長女が、そして翌年次女が産まれた。これまでの全てを注ぎ込んだ曲を愛娘たちに残したいと自らレコード会社「マークリエーション」を立ち上げ、アルバムを世に出した。作詞・作曲はもちろん、ギター演奏からボーカル、レコーディングにアルバムのジャケットデザインまで全てを1人で手がけ、英語5曲、イタリア語2曲、ポルトガル3曲の全10曲の珠玉の1枚が完成する。もちろん作っただけで売れるほど甘い世界ではない。しかし、この時に走り回った経験や構築したネットワークが今の河野さんの大きな強みとなっている。

「15年コツコツと続けてきました。今はイベント、ミュージックフェス、コンベンションに興味があります。ライブで生まれる人の流れや動き、何が起こるかわからないドキドキ感が面白い。今年からはシンガーソングライターの植村花菜のマネジメントもはじめています。アメリカで日本人が成功することは簡単ではありません。でも、マークリエーションのネットワークや経験を活かしてできることも沢山あるはずですので一緒に楽しみながらやっています」。

22歳の時に一人旅に出た。アメリカに渡り、そこからオランダに入ってスウェーデン、デンマーク、ドイツ、オーストリア、スイス、ベルギー、そしてフランスとヨーロッパを巡る5ヶ月の旅。そこで世界の人々と話し、笑い、優しさに触れた。「多くの出会いが僕を形作っています。好奇心が旺盛過ぎる節はありますが、どんな人とでも話をしてみたい。新しい発見を吸収してリンクさせ、次のアイデアへと繋げる。そして、その感動や歓びを共有していくことが最高に楽しいのです」─── 河野さんの熱い想いの原点はここにあるようだ。

www.marcreation.com