【キャッスルホテル＆スパ】 マンハッタンから３０分！ ラグジュアリーな古城ホテル

マンハッタンから北に３０分ほどの街タリータウンに「キャッスルホテル＆スパ」は凛と佇む。約１２０年前に建てられたスコットランド調の古城は、１９４０年までハワード・キャロル将軍の邸宅として使用され、約２０年前にラグジュアリーホテルとして生まれ変わった。

ハドソン川を一望する１０エーカーの敷地に、石造りの豪奢なホテルと屋外プール、５つ星レストラン、スパが立ち並び、都会の喧騒を逃れたニューヨーカーの心を癒やす。春・夏は散策や結婚式、秋は紅葉狩りに冬は雪化粧と式を存分に味わえ、オーベルジュ・スタイルの「エクウス」ではミクニの総料理長を務めた武井智春シェフ監修のフレンチ・アメリカン料理を堪能することもできる。

人気ランチメニューのひとつ、エッグ・ベネディクト

このキャッスルホテル＆スパの舵取りをするのが、日本国内でレストランやリゾートホテル、ゴルフ場や健康ランド、アパレル店、そしてパチンコと幅広く事業を展開する平川商事。２０１１年に買収を終え、初の海外リゾート・ビジネス事業に乗り出した。２０１３年にはスパ棟を新たにオープンし、タイ発祥のスパブランド「タン・サンクチュアリ」を導入、きめ細かな施術と極上リラクゼーション空間で、多くの来訪者にオアシスを提供している。

サンカラNY LLC 副社長 内海健氏

内海さんはサンカラの副社長として、この高級品質を支える１００人の従業員を束ねている。平川商事の総務人事部長やマーケティング部長、屋久島のリゾートホテル総支配人などを歴任し、社長の側近として２０年以上に渡り仕えてきた。「肌感覚を大切に。自分の目で見て、感じ、汗をかいて集めた情報だけを伝えて欲しい」という平川社長の言葉に実直に従い、「フラットな立場でのストレートな意見交換や、アイデアを形にしていくスピード感など、実際に現場で体験しないとわからない気づきを日々吸収しています」と笑顔を見せる。

３０席のパーティが開けるライブラリールーム

結婚式にも利用されるグレートホール

サンカラが目指す「スモール・ラグジュアリー」。良いロケーションを見つけ出して、大きすぎない上質なホスピタリティ・ビジネスを展開していく。「可能性は無限で、やりがいも大きいと感じています。まずはこのキャッスルホテル＆スパを、全米からお客さんが集まるレベルに高めたい。その上で新しい業態を探り、次のチャレンジに繋げていく。新たな出会いが多く、世界の中心であるニューヨークで、精一杯チャレンジしていきたいです」と締めくくった。

サンカラNY LLC 公式サイト www.castlehotelandspa.com