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SRA AMERICA INC
CEO 平田 淳史氏

「次世代の必勝アイテム!?スマートグラス活用法」
SRA AMERICA INC
CEO 平田 淳史氏

IOT やAIの加速と共に次々と新しい製品が生まれ、第4次産業革命が来たと言われている今。スマートグラスが当たり前の時代がそこまで来ている。

グーグルが一般消費者向けへの眼鏡型ウェアラブル端末「グーグルグラス」の販売を、安全性やプライバシーの問題から2015年1月に中止し、いったんは減速したかのように見えたスマートグラスであったが、B TO B向けへと軸足を変え、着実に企業へ向けたサービスが広がりつつある。1967年創業のソフトウエア開発の老舗SRAも、そんな時代の波にうまく乗ったIT企業のひとつだ。スマートグラスアプリの開発に力を入れる。試行錯誤の上、来年中には現場レベルで十分通用するスマートグラスのアプリケーション販売を開始できる見込みだ。

スマートグラス

具体的にはどういったことが可能になるのか。
「例えば遠隔での業務支援が可能になります。現場にいる作業員と同じ画面を遠隔地から別の者が共有できるので、トラブル発生時には遠隔からでも的確な指示を出せます。アプリは音声認識になっているので、ハンズフリーで作業を続けることもできます。すでに日本の自動車部品会社でも実証実験が行なわれ、製造ラインのトラブル時にスマートグラスを付け修復作業を行ったところ、作業効率がアップし好評だったようです」。

その他、物流業界ではバーコード読取機能が大いに役立つだろう。従来は手でバーコードリーダーをかざしていた作業を、スマートグラスをかけるだけで読み込み、またAR(拡張現実)機能を用い、製品の正しい保管場所まで画面上で指示される。また、点検作業が終わると同時に点検レポートがデータ保存され、これらの統計情報をビッグデータとして有効に活用できる。車両整備や機械整備、公園の器具点検や道路設備点検など、活用できる裾野は広がる。

「もともとは、ある鉄道会社の方より整備場でタブレットを使いたいというご相談が始まりでした。しかしタブレットでは両手が塞がり、使用しずらいという問題が発生しまして。そこから現在のアプリ開発に至ったのですが、当初はメガネの上から掛けられない、視野が狭いなどハードウェア上の問題がありましたが、それらの問題がようやく解決され実用レベルに達しました。現在、お試しで使って頂ける企業様を募集中です。使用後に問題点をご指摘いただき改善して参りますので、我々の商品づくりにご協力頂ける企業様、是非ご連絡ください!」。

時代の変化と共にIOTがもたらすものが形となってきた。子供のころ未来の話として夢見ていたSFの世界が身近になる。「わくわく感がありますね」と平田さん。

想定しているアプリ使用料は年間200ドル程度。これからの時代、マストとなりうるスマートグラスのいち早い導入こそ、次世代を勝ち抜く必勝アイテムとなるかもしれない。