Home > Featured > 【30周年】会計業界のイメージを変えていく
Hotta Liesenberg Saito LLP                http://www.HLS-Global.com
President & パートナー 齋藤 俊輔  氏 

 「コロナがなければ、今ごろ社員たちとラスベガスで盛大に30周年記念を祝っているはずだった」と話すのは同所の創立パートナーの齋藤さん。「パンデミックで色々なことが大きく変化した。不謹慎かもしれないが、おかげで以前からやりたいと考えていたことが全て実行できる好機が到来したと興奮しています」。齋藤さんは常に「現在あるテクノロジーや法整備に業務を沿わせて行くのではなく、もっと先を見て、変化が来た時にそれをチャンスにできるように考えるように」と社員に伝えている。実際同社ではこの数年、社内のIT強化に投資してきた。年々拠点が増えていることから、拠点間のコミュニケーション環境を高める必要があっただけでなく、生産性を上げ、全体のコスト低減を実現することで顧客へより競争力のある料金を提案できる。コロナ以前は、顧客が遠隔からのサービス提供に安心してもらえるかどうか不安もあったが「今回お客様にも理解してもらえるチャンスが来て、無理だと思っていたことが可能になった」と笑顔を見せる。

 齋藤さんが渡米した40年程前、米国での日系企業の存在感はまだ小さかった。「あの頃に比べると、日米関係はあらゆる側面で強固になっている」と当時を振り返りながら「コロナなどの状況によって、米国が国家安全のためにも食品や医薬品製造を米国回帰させる試みも、既にアメリカと強い関係のある日系企業にとってチャンスになるのでは」と語る。

 同社は、日本で外資系の企業買収が盛んになった2000年に東京事務所を開設し、05年から日系企業に選ばれる米国会計事務所を目指し全米5か所に拠点を拡大。2010年にはメキシコ拠点設立を機にHLSグローバルと屋号を変更。近年インドやドイツへも拠点を拡大している。「HLSは、日系企業にとって世界で一番信頼され使い易い会計事務所になることを目指しています。会計業界はAIの到来で10年後には無くなるとも言われているが、HLSは顧客企業の将来を実現するアドバイザリー業務も提供し、業界のパブリックイメージも変えていく存在になりたい」と、齋藤さんは次の未来を見据えている。

《企業概況ニュース》2020年 8月号掲載

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